2024年(令和6年)
年月日 | 関連会議等 | 協議・決定等特筆事項 |
2024年 1.28 |
2023年度「フォーラム」 (ライブ配信) |
【ブロック会員発表】
テーマ:地域における卸勤務薬剤師の活動について
1.九州ブロック
発表者 株式会社アステム
瀧口 典子
演 題 九州ブロックWEB合同研修会への
チャレンジ
~Withコロナの研修って、
いろいろあってもいいよね~
2.北陸ブロック
発表者 株式会社ファイネス
茶木 弘一
演 題 薬剤師が携わる業務と不在時対応について
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1.18 | 第5回実務委員会 |
第5回実務委員会
川守田委員長より挨拶があり、その後2024年度実務委員会活動並びに本会主催の研修会等について検討した。
【報告事項】
1.アンケート結果について
事務局より、第1回常任理事会にて質問のあった卸勤務薬剤師会各支部と薬剤師会との関わりについて、アンケート集計結果の報告があった。今後、集計結果を精査し次回の常任理事会並びに日本薬剤師会に報告することとなった。
2.令和5年度日本薬剤師会卸薬剤師部会研修会について
事務局より、令和5年度日本薬剤師会卸薬剤師部会研修会概要についてプログラムに基づき報告があった。今年度は現地及びWeb配信での研修会となり、受講者の内訳は現地受講者20名、Web受講者185名であった。
【検討事項】
1.2024年度実務委員会活動について
2023年度に引き続き、会員アンケートの集計結果を参考に本会ホームページ掲載資料の内容確認及びメンテナンスを中心に活動することとし、本会主催の行事についても内容及び開催方法等を検討していくこととなった。
2.2024年度「研修会」及び「フォーラム」について
2024年度事業計画案に基づき、本会主催行事の開催方法及び開催時期等について検討した。「研修会」については、第47回理事会(4月19日開催予定)終了後に集合研修を中心に開催することとなった。また「フォーラム」は、2025年1月24日に行うこととし、内容等については本日配信した2023年度「フォーラム」を精査し次回委員会で協議することとなった。
3.その他
実務委員各社の社外研修会への出席状況、考え方等について意見交換を行った。
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3.14 | 第2回常任理事会 |
第2回常任理事会
師尾会長より開会挨拶の後、2023年度事業報告・収支決算報告並びにブロック活動報告が行われ、その後2024年度事業計画案・収支予算案及び諸課題を検討した。
【報告事項】
1.2023年度事業報告
事務局より、2023年度事業報告案に基づき各項目について報告があった。
(1)卸勤務薬剤師会の運営
常任理事会、正副会長会議及び実務委員会等について開催状況を報告した。
(2)都道府県薬剤師会と各エリアでの関係強化対策
(報告事項3.参照)
(3)実務実習薬学生受入について(2024年2月末現在)
実務実習薬学生受入状況について報告があった。
(4)支部における継続研修の充実(2024年2月末現在)
継続研修テーマの支部選定状況、各都道府県での活動内容等の報告があった。
(5)卸勤務薬剤師会主催の「研修会」及び
「フォーラム」の運営
それぞれのプログラム及び収支報告書に基づき、開催概要について報告があった。
(6)日本薬剤師会への協力
①日本薬剤師会卸薬剤師部会研修会
令和5年度日本薬剤師会卸薬剤師部会研修会概要に基づき、研修会内容及び開催方法等について報告があった。
②日本薬剤師会学術大会への協力
第56回日本薬剤師会学術大会(和歌山市)聴講報告に基づき説明があり、今回は卸分科会の開催はなかったとの報告があった。
(7)実務委員会活動
本会ホームページ掲載資料の内容確認及び掲載方法の見直しを中心に活動したこと、並びにホームページに関する会員アンケート集計結果について報告があった。
(8)卸連合会(特に薬制委員会)との連携強化
許可申請時に提出する添付書類の様式例について、厚生労働省関係部署と意見交換したとの報告があった。
2.2023年度収支決算報告(2024年2月末現在)
2月末時点の収支決算書(見込み)により、各勘定科目について進捗状況の報告があった。
3.各ブロック(支部)の活動報告
各常任理事より、総会、理事会及び研修会等の開催状況について報告があった。その中で各ブロック(支部)とも工夫して開催していることがわかった。また、北陸ブロックからは、1月に発生した能登半島地震について報告があった。今後の課題としては、研修会等開催について会員数の問題から地域差があるため、近隣エリアでの協力体制、コロナ禍を経て開催方法見直しが重要との意見があった。
【検討事項】
1.2023年度表彰者及び顕彰者について
各ブロックより推薦があった表彰候補者について検討し、全員が承認された。
2.2024年度常任理事会日程について
事務局より提案のあった日程について検討した。第1回常任理事会を2024年10月23日、第2回常任理事会を2025年3月13日に開催することとした。
3.2024年度事業計画案及び収支予算案について
2024年度事業計画案及び収支予算案を計上し検討した。来月の会務及び会計監査を経て理事会に上程することとした。
4.2024年度「研修会」について
プログラム案等に基づき内容及び開催方法について事務局より説明があり、当日の理事会を含めたタイムスケジュールについて検討した。
5.その他
一條常任理事より、9月に開催予定の第57回日本薬剤師会学術大会(さいたま市)での分科会協力について説明があり、今後卸連合会と協議し、演者を決定していくとの報告があった。また、先日開催された日本薬剤師会第103回臨時総会での役員選挙、医薬品卸に関する内容について報告があった。小檜山常任理事より、「フォーラム」の運営方法について、支店統廃合などによる会員数減少、卸勤務薬剤師の業務負担増などから会員発表準備が重荷になっているとの意見があり、今後の運営方法について検討した。今後、実務委員会等で会員発表を含めた「フォーラム」のあり方について協議していくこととした。
常任理事会での報告と協議が終了し澤井副会長の挨拶の後、閉会となった。
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4.15 | 2023年度会務及び会計監査 |
監事2名による、日本医薬品卸勤務薬剤師会2023年度における会務及び会計の諸帳簿、諸帳憑等についての監査が行われた。
特に問題はなく、適正であると認められた。
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4.19 | 第47回理事会 |
第47回理事会
理事会構成員 57名中 36名出席(委任状21)
竹村副会長による開会宣言に引き続き、師尾会長の主催者挨拶が行われ、会則第16条 第1項に基づき師尾会長を議長として2023年度理事会を開催した。
冒頭、議長より議事録署名人として東京ブロック吉田登希氏(常任理事)並びに滋賀県支部熊谷毅氏(理 事)が指名され異議なく選出された。
議 事
【報告事項】
以下の3議案について報告が行われ、すべて承認された。
Ⅰ.報告第1号(事業報告)
澤井副会長より、2023年度事業報告があった。
2023年度の活動は卸勤務薬剤師の自己研鑽のため、会員の実務に即した研修会のより一層の充実と、行政や薬剤師会及び薬学教育協議会との連携を強化した活動を実践した。全ての事業につき新型コロナウイルス感染症対策に努め、会を運営した。
以下に、2023年度事業計画に関しての取組み結果を報告する。
1.卸勤務薬剤師会の運営
2023年度は理事会1回、常任理事会2回、正副会長会議・実務委員会合同会議2回、実務委員会3回を開催し、積極的な検討・企画・立案及びその展開を行った。
2.都道府県薬剤師会と各ブロック(支部)との関係強化対策
2023年度常任理事会において、各ブロック及び支部における活動状況について、従来の集合研修を見直し、ハイブリッド形式、Web研修会等に開催方法を変更し活動したとの報告があった。さらに薬剤師会の行事や災害対策の講習会に参加している支部もあり、各都道府県薬剤師会と連携して様々な業務を推進しているとの報告があった。また、研修会において行政に薬事・薬務関連の講演を依頼し、連携を深めている支部が多数あった。2023年度は、各支部と地域薬剤師会との関わりについてアンケート調査を行った。
3.実務実習薬学生受入れについて
2015年度より「ガイドライン」に沿った内容で実施し、医薬品卸での実務実習の講義内容と参加人数等の報告を受け、集計結果を薬学教育協議会事務局及び日本薬剤師会に報告した。
4.支部における継続研修の充実
2023年度継続研修のテーマ
(1)電子処方箋(2)新型コロナウイルス感染症(治療薬等)(3)皮膚疾患(4)認知症(5)婦人科疾患
各支部においては上記テーマを中心に適宜選択し、支部選択テーマと併せて継続研修会が実施された。エリアにより支部単位での開催が難しく、ブロック単位で開催しているケースや複数支部と合同で開催しているケースもあり、年間の研修時間を意識した活動になっているとの報告があった。また、継続研修会は主に会員の情報共有や卸勤務薬剤師として意識の向上を目指した内容であるとの報告があった。
5.卸勤務薬剤師会主催の「研修会」及び
「フォーラム」の運営
(1)「研修会」
2023年4月21日(金)TKP東京駅カンファレンスセンターにおいて収録した講演をオンデマンド形式にて会員向けに配信した。
演題 新しい薬学臨床教育~真に社会に貢献する薬剤師の育成をめざして~
講師 名古屋市立大学大学院薬学研究科教授
鈴木 匡 氏
配信期間 2023年7月3日~7月31日
「研修会2」
2023年10月25日(水)Zoomウェビナーを使用したライブ配信形式にて会員向けに配信した。
演題 GDP社会実装の現状と実例
講師 日本通運株式会社医薬品事業部シニアアドバイザー
松本 欣也 氏
(2)「フォーラム」
2024年1月18日(木)Zoomウェビナーを使用したライブ配信形式にて会員向けに配信した。
2023年度は2ブロックの会員発表を行った。
1.九州ブロック
発表者 株式会社アステム
瀧口 典子 氏
演 題 九州ブロック合同Web研修会への
チャレンジ
~Withコロナの研修って、
いろいろあってもいいよね~
2.北陸ブロック
発表者 株式会社ファイネス
茶木 弘一 氏
演 題 薬剤師の携わる業務と不在時の対応について
6.日本薬剤師会への協力
(1)日本薬剤師会卸薬剤師部会研修会
2023年12月21日(木)TKP東京駅カンファレンスセンターにおいて集合研修とライブ配信によるハイブリッド形式で実施した。
1.演題 厚生労働省の医療DX政策について
講師 厚生労働省大臣官房総務課企画官
猪飼 裕司 氏
2.演題 薬局を取り巻く環境とこれからの薬剤師
~患者志向の薬局へ~薬剤師・薬局に求められる事
講師 公益社団法人日本薬剤師会副会長
田尻 泰典 氏
3.演題 薬事を巡る最近の動向及び医薬品卸業への期待
講師 参議院議員
神谷 政幸 氏
(2)学術大会への協力
第56回日本薬剤師会学術大会(和歌山県)において、医薬品卸に関連する分科会
の開催はなかった。『月刊卸薬業』2023年11月号に学術大会聴講報告を掲載した。
7.実務委員会活動
本会ホームページ内掲載資料の内容確認及び掲載方法等の見直しを中心に活動した。
また、ホームページに関する会員アンケートを実施し、今後の参考にすることとした。
8.日本医薬品卸売業連合会(特に薬制委員会)との連携強化
許可申請時に提出する添付書類の様式例について、厚生労働省関係部署と意見交換を行った。
Ⅱ.報告第2号(収支決算報告)
事務局より、2023年度収支決算報告があった。
1.収入:会員は前年度より10名減り1,802名から会
費を徴収し、1,081万2,000円を計上した。また、2023年度も卸連合会からの助成金550万円、日本薬剤師会からフォーラムへの協賛金50万円を計上し、前期繰越金672万1,426円を加え当期収入合計として2,353万3,529円との報告があった。
2.支出:予算は事業費で946万円を予定したが、決
算額として812万8,847円となり、133万1,153円のマイナスであった。また、人件費を含む管理費は1,014万3,652円となった。特定預金支出20万円及び記念事業積立金支出100万円を加え、支出合計は1,947万2,499円となり、次期繰越金406万1,030円は2024度の会費納入までの4月から6月の運営資金に充当するとの報告があった。また、会費納入状況と活動費実績についても報告があった。
Ⅲ.報告第3号(監査報告)
柘植監事より、2024年4月15日に監事2名による2023年度監査を実施し、適正であった旨の報告があった。
【協議事項】
以下の3議案が上程され、すべて原案通り承認された。
Ⅰ.議案第1号(事業計画案)
2024年度事業計画案が小口副会長から上程された。
2024年度は卸勤務薬剤師の自己研鑽のため、会員の実務に即した研修会等のより一層の充実と、行政や薬剤師会及び薬学教育協議会等との連携を強化した活動を実践する。また引き続き、卸連合会(特に薬制委員会)との連携を強化し、すべての事業につき感染症対策を行う。
1.卸勤務薬剤師会の運営
2024年度は理事会1回、常任理事会2回、正副会長会議・実務委員会合同会議2回、実務委員会3回の開催を予定し、積極的な検討・企画・立案及びその展開を図る。
2.都道府県薬剤師会等と各ブロック(支部)との関係強化対策
各ブロック(支部)における薬剤師会との連携強化に努める。また行政及び医療系職能団体との良好な関係構築を実践する。
3.実務実習薬学生受入れについて
卸勤務薬剤師会として「ガイドライン」に沿った薬学生の教育を推奨し、教育内容、依頼先及び受入人数等を所定のフォーマットにて報告いただき、事務局より日本薬剤師会、薬学教育協議会に報告する。
4.支部における継続研修の充実
2024年度継続研修のテーマとして(1)ワクチン(2)認知症(診断方法、検査も含む)(3)診療報酬改定(4)肥満症(5)コミュニケーションスキル上記5項目を取り上げた。各支部においては各テーマを中心に適宜選択し、JGSPに規定されている、卸勤務薬剤師の継続教育訓練年間10時間以上をクリアするように研修の実施をお願いする。
5.卸勤務薬剤師会主催の「研修会」及び
「フォーラム」の運営
(1)「研修会」
日時 2024年4月19日(金)14:15~17:00
会場 トラストシティカンファレンス・丸の内
丸の内トラストタワーN館11階Room2+3+4
講演1 講師 公益社団法人日本薬剤師会副会長
渡邊 大記 氏
演題 医療DXビジョンと薬剤師の業務について
講演2 講師 大阪公立大学大学院教授
山﨑 伸二 氏
演題 災害時の感染症対策
以上の講演を集合研修とライブ配信のハイブリッド形式で開催予定である。
(2)「フォーラム」
2024年度は、2025年1月24日(金)開催を予定し、開催方法及び内容については、現在検討している。
6.日本薬剤師会への協力
(1)日本薬剤師会卸薬剤師部会研修会
2024年度も卸勤務薬剤師対象の卸薬剤師部会研修会を開催予定である。開催日程及び開催方法については、卸薬剤師部会にて今後決定する。
(2)学術大会への協力
第57回日本薬剤師会学術大会(埼玉県)において、卸薬剤師部会を中心に学術大会に協力すべく、日本薬剤師会及び埼玉県薬剤師会と調整を行う。
7.実務委員会活動
会員アンケートに基づき、本会ホームページにおいて掲載資料の内容確認及び掲載方法を検討する。また、今後の研修会等のあり方について、引き続き検討する。
8.日本医薬品卸売業連合会(特に薬制委員会)との連携強化
2024年度も薬制委員会との情報共有や課題解決に向けて連携強化を図る。ガイドラインに沿った実務実習薬学生の受入れ、改正された薬事制度への対処及び販売情報提供活動ガイドラインの遵守状況等について関係各所と連携し適切な対応を図る。
Ⅱ.議案第2号(収支予算案)
2024年度予算編成方針並びに収支予算案が事務局より上程された。
1.基本方針:本会組織の活性化及び会員の資質
向上を図るための施策を基盤として予算編成する。
2.収入:会員・准会員ともに昨年同様会費は6,000
円とし、会員1,790名、准会員15名として1,083万円、卸連合会からの助成金550万円、日本薬剤師会からのフォーラム助成金50万円、2024年度から研修会等の受講料を徴収することから、80万円を計上した。前期繰越金を加え、収入合計2,169万2,030円を計上する。
3.支出:昨年度決算額を勘案して、事業費として
996万円、管理費として835万円を計上する。また、特定預金支出20万円、記念事業積立金支出100万円、予備費として100万円積を計上し、2024年度の支出合計は2,051万円となり次年度への繰越金、118万2,030円を計上する。
Ⅲ.議案第3号(役員の選任)
東京ブロックの吉田常任理事が退任され、内藤常任理事が就任した。理事については、昨年の理事会以降に交代があった理事を新任として資料に掲載した。
以上、理事会の議事はすべて議了し、竹村副会長の閉会宣言によって理事会を終了した。
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4.19 | 2023年度表彰式 |
2023年度表彰式
表 彰 者 (ブロック推薦)敬称略
北海道 米森 慎一 (東邦薬品)
東 北 杉山 嘉孝 (東邦薬品)
東 京 近藤 明美 (アルフレッサ)
関 東 浅羽さなえ (スズケン)
甲信越 該当者なし
北 陸 該当者なし
東 海 鈴木 典子 (東邦薬品)
近 畿 丸山 由紀 (スズケン)
中 国 小川 尚子 (ティーエスアルフレッサ)
四 国 該当者なし
九 州 池川登紀子 (富田薬品)
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6.7 | 第1回実務委員会 |
師尾会長、川守田委員長より挨拶があり、その後2024年度実務委員会活動及び本会主催の「フォーラム」について検討した。
【報告事項】
1.2024年度第47回理事会について
事務局より、議事要旨に基づき4月19日に開催された第47回理事会について報告があった。
2.2024年度「研修会」について
事務局より、第47回理事会後に開催された2024年度「研修会」について受講者数及び収支報告等について報告があった。
【検討事項】
1.2024年度「フォーラム」について
2024年度「フォーラム」の日程並びに内容について検討した。開催日は2025年1月24日(金)とし、集合研修にて開催することとした。ブロック会員発表は、東海ブロック並びに近畿ブロックへ依頼することとし、2025年度以降のブロック会員発表については今後の検討課題とした。また、講演については現在事務局が中心となって進めているとの報告があった。
本会ホームページ、お役立ち情報に掲載のSDS提供メーカーリンクの見直しを行うこととなった。また、本会主催の「研修会」等の今後のあり方並びにホームページの活用方法等について検討した。
3.その他
事務局より、第57回日本薬剤師会学術大会(埼玉大会)開催案内について説明があった。その後、各委員の職場における諸課題について意見交換を行った。
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