2018年(平成30年)
年月日 | 関連会議等 | 協議・決定等特筆事項 |
平成30年 (2018年) 1・19 |
第5回実務委員会 |
平成29年度 第5回実務委員会
会議内容
1.平成29年度フォーラム概要説明
プログラムを基に来賓挨拶、講演、会員発表、グループディスカッションについて概要を事務局より説明する。
2.フォーラム会員発表・グループディスカッションについて
会員発表は20分(発表15分、質疑応答5分)とし、グループディスカッションは、昨年同様ディスカッション60分、纏め10分の合計70分間で、その後のグループ発表時間は5分程度としできるだけ全てのグループが発表できるようにする。
また、グループディスカッション開始から30分を経過した頃に経過時間のアナウンスをすることとした。
3.フォーラム進行について
進行表に沿って委員各位に説明をした。
4.フォーラム係分担について
係分担表で委員各位の係の詳細を確認した。受付時の分担を再確認した。
5.フォーラムアンケート用紙について
事務局作成のアンケート用紙について意見交換した。
6.読者の広場執筆者について
19日現在の出席者名簿より、東京会場は山谷正樹氏(明祥(株))、大阪会場は今村優子氏((株)メディセオ)へ事務局から執筆をお願いし、本人の了承を得て広報・研修部から執筆依頼をすることとした。
7.SDS検索アドレス、勤薬ホームページについて
事務局より、資料に基づき勤薬ホームページリニューアル見積もりについて説明があった。今後、DI実例集ページ及び全体デザイン等の見直しを行い検討することとなった。
坂本委員より、前回検討し修正した資料について説明があり、実務委員でSDSアドレス掲載メーカーの確認を行い、次回実務委員会にて検討することとなった。
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1・19 | フォーラム打合せ会議 |
【主題】・会員発表の予演
各ブロックが実際に発表し、アンケートの種類と結果の整合性、スライドの内容・順番、表現の統一及び発表時間等について協議をした。
【報告・確認事項】
・平成29年度フォーラムについて
全体の概要を説明し、会員発表の時間配分等について報告をした。
・会員発表、グループディスカッションについて
会員発表の前に参加者をグループに分けることと、ディスカッションの時間帯での会員発表者の対応について報告をした。
ディスカッション提出用紙は14:20から各グループに取りに来てもらうこととした。
・フォーラム進行について
進行表より実務委員と会員発表者の行動を時系列に確認する。実務委員及び会員発表者の認識を統一した。
・事務局より
変更した発表資料を1月31日(水)までに、会員発表の抄録600字程度を2月28日(水)までに、それぞれ事務局へ提出をお願いした。
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2・15 2・16 |
平成29年度フォーラム 東京会場(長井記念ホール) 大阪会場(大阪コロナホテル) |
【講演】
「観るスポーツから支えるスポーツへ
~アンチ・ドーピングのための理解~」北海道大学病院 笠師久美子
【会員発表】
テーマ:「地域における卸勤務薬剤師の活動について」
<座長>
東京会場:卸勤務薬剤師会 実務委員会 委員 万波 良子
大阪会場:卸勤務薬剤師会 実務委員会 委員長 川守田節男
① 甲信越ブロック(長野県支部)
東邦薬品㈱ 松本営業所 加藤真由美
㈱メディセオ 伊那支店 山田 勝章
「薬剤師不在時における特別な管理を要する医薬品の対応について」
② 中国ブロック (岡山県支部)
㈱エバルス 岡山ALC 内海 千佳
㈱セイエル 岡山支店 加藤 晶子
「医薬品卸における実務実習薬学生受入に対するアンケート調査」
③ 北海道ブロック(北海道支部)
㈱ほくやく 薬事統括部 山岡麻衣子
「省令改正に向けた各社の取り組みについて」
【グループディスカッション】
会員発表テーマに基づくグループディスカッション
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3・9 | 第5回正副会長/委員長 第6回実務委員会 |
平成29年度 第5回正副会長、委員長会議
「検討事項」
(1)平成29年度事業報告(案)及び平成29年度収支決算(案)
平成29年度事業報告(案)に基づき、事務局より各事業進捗状況の報告があり、各項目について検討した。また、平成29年度収支状況は当初の計画に沿った推移になっており、3月16日の会計事務所による監査をもって確定し、常任理事会及び理事会の資料とすることとなった。
(2)平成30年度事業計画(案)及び平成30年度収支予算(案)
平成30年度事業計画(案)について検討した。来年度も日本薬剤師会への協力を行うこととし、第51回日本薬剤師会学術大会(石川県)において日本薬剤師会卸薬剤師部会の分科会が開催されるときには、協力することとした。また、平成30年度収支予算(案)については、創立40周年記念事業が終了したことから勘定科目より削除することとし、各項目について検討した。
(3)平成30年度理事会について
平成30年5月11日(金)に開催予定の第41回理事会について、次第(案)に基づき、役員挨拶及び担当等について検討した。
(4)平成30年度「フォーラム」について
平成31年2月7・8日に開催予定の平成30年度「フォーラム」について、会場及び会員発表ブロック等について検討した。
(5)平成30年度「研修会」について
第41回理事会後に開催予定の平成30年度「研修会」について、講演者・演題の確定とプログラム(案)に基づいた、当日の担当及び流れについて検討した。
平成29年度 第6回実務委員会
「報告事項」
(1)平成29年度フォーラム報告
平成29年度フォーラム収支報告に基づき、事務局より報告があり、今回東京会場の変更により支出は減少したが、受講者の減少により全体の収支差額として約7万円増となったとの報告があった。参加者は、東京会場73名、大阪会場80名、関係者30名の合計183名であった。アンケート回収は東京会場87.7%、大阪会場75.0%、全体で81.0%であった。また、研修会及びフォーラムの受講者減少傾向について、各委員から意見を聞き対策を協議した。
(2)実務実習薬学生受入状況について
平成29年度実務実習薬学生受入状況(3月6日現在)の報告があった。また、平成31年度より4期実習になるため、来年度は3期終了時が早まるとの報告があった。
(3)正副会長・委員長会議報告
平成29年度事業報告(案)、平成30年度事業計画(案)及び決算・予算等、検討された事項を報告し、実務委員の意見を基に最終(案)とした。第41回理事会の開会挨拶は竹村副会長、閉会挨拶は藤村副会長、平成29年度事業報告及び平成30年度事業計画報告は石原副会長にお願いすることとした。
平成30年度「フォーラム」は、平成31年2月7・8日に開催することとし、会場については今年度と同会場を仮予約したとの報告があった。平成30年度「研修会」の司会は川守田委員長、閉会挨拶は石原副会長にお願いすることとした。
「検討事項」
(1)平成30年度活動方針について
来年度の活動方針について、来年度事業計画(案)に基づき検討をした。現在、着手しているSDS検索アドレス作成をメインに活動し、卸勤薬HPのリニューアルも同時に検討することとした。
(2)卸勤務薬剤師会ホームページメンテナンス担当について
平成30年4月~9月 中北(鶴𣘺氏)
平成30年10月~平成31年3月 スズケン(坂本氏)
(3)勤薬HP、SDS検索アドレスについて
HPリニューアルについては、次回実務委員会に勤薬HPメンテナンス会社を招き検討することとした。また、HP掲載のSDS検索アドレス一覧について検討をし、一部表の修正をした後、事務局より掲載の許諾を取ることとした。
(4)その他
DI実例集の今後について検討し、継続か否かを来年度第1回常任理事会に諮ることとなった。また、HP上の古いDI実例集掲載については、継続して検討することとなった。
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平成30年 4・17 |
平成29年度会務及び会計監査 | 平成28年度収支結果及び事業内容について監査、問題なく了承された。 |
4・19 | 平成30年度 第1回正副会長会議 第1回常任理事会 |
平成30年度 第1回正副会長会議 平成30年度第1回常任理事会に先立ち正副会長会議を開催し、平成30年度理事会協議事項及び研修会(案)等について検討した。 【報告事項】
平成29年度フォーラム及び平成29年度実務実習薬学生受入状況について、資料に基づき事務局より報告があった。
【議題】
議題1.平成29年度事業報告(案)について
平成29年度事業報告(案)について、常任理事会の事前打合せと各項目の内容確認を実施した。
議題2.平成29年度収支決算(案)について
平成29年度収支決算(案)について、収支各項目を精査した。
議題3.平成30年度事業計画(案)について
平成30年度事業計画について、各項目の内容確認を実施した。
議題4.平成30年度収支予算(案)について
平成30年度収支予算(案)を検討した。
議題5.役員の選任について
平成29年度第40回理事会以降に就任された、常任理事及び理事の確認を実施した。
議題6.DI実例集継続について
昨年度より、懸案事項であった『月刊卸薬業』のDI実例集掲載継続について検討した。DI実例集掲載を休止し、<卸勤務薬剤師会のページ>等の充実を図ってはどうかとの提案を常任理事会にすることとなった。
議題7.表彰及び顕彰予定者について
平成29年度表彰者及び顕彰者を認定した。
議題8.平成30年度「研修会」について
来月開催予定の「研修会」についてプログラムに基づき詳細を検討した。
議題9.平成30年度「フォーラム」について
今年度の「フォーラム」は平成31年2月7・8日、昨年度に引き続き長井記念ホール(東京会場)及び大阪コロナホテル(大阪会場)で開催することを確認した。
議題10.第51回日本薬剤師会学術大会「卸分科会」について
日薬学術大会の中で開催予定の「卸分科会」について、進捗状況を報告した。
議題11.平成30年度第2回常任理事会日程について
10月開催予定の第2回常任理事会開催日について協議をし、10月4日及び10月17日を開催候補日として、常任理事会に諮ることとした。
平成30年度 第1回常任理事会
常任理事会では師尾会長より開会の挨拶の後、平成30年度理事会並びに平成30年度「研修会」の内容確認及び諸課題の討議を行った。
【報告事項】
報告1.平成29年度フォーラムについて
平成29年度フォーラムの収支報告、東京会場及び大阪会場の参加者の詳細、アンケートの内容、講演及びブロック会員発表の評価等について報告があった。
報告2.実務実習薬学生受入について
平成29年度実務実習薬学生の4月16日現在の受入れ状況、問題点等について報告があった。
報告3.その他
1.平成29年度卸勤務薬剤師会の運営結果について
2.都道府県薬剤師会と各エリアでの関係強化対策の状況について
3.実務実習薬学生受入状況等について、薬学教育協議会及び日本薬剤師会に集計結果を報告することについて
4.支部における平成29年度の継続研修の実施テーマについて
5.平成29年度卸勤務薬剤師会主催の創立40周年記念講演会等の運営結果ついて
6.日本薬剤師会への協力について
(1)平成29年度日本薬剤師会卸薬剤師部会研修会について
(2)第50回日本薬剤師会学術大会の報告
7.実務委員会活動について
会員より要望があった「SDS検索アドレス」作成等について
8.DI実例の月別ブロック別収集について
9.日本医薬品卸売業連合会、特に薬制委員会との連携強化等について
【議題】
議題1.平成30年度理事会ついて
1.平成29年度事業報告(案)について
理事会資料【報告第1号】に基づき、各項目について確認をした。
2.平成29年度収支報告(案)について
理事会資料【報告第2号】に基づき、収支各項目を精査し確認した。
3.平成30年度事業計画(案)について
理事会資料【議案第1号】に基づき、以下の項目について協議をした。
(1)平成30年度卸勤務薬剤師会の運営について
(2)都道府県薬剤師会と各エリアでの関係強化対策について
(3)実務実習薬学生受入について
ガイドラインに沿った薬学生の教育を中心に活動いただき、受入人数、依頼先及び教育内容他を報告してもらう。
(4)支部における継続研修の充実について
平成30年度継続研修のテーマ
① 診療報酬 ②再生医療 ③臨床検査関連
④セルフメディケーション ⑤脂質異常症
各支部においては上記テーマを中心に適宜選択し、JGSPに規定されている卸勤務薬剤師の継続研修訓練年間10時間以上(卸勤務薬剤師会等の外部研修も含む)をクリアするようにお願いする。
(5)卸勤務薬剤師会主催の研修会及びフォーラムの運営について
①平成30年度「研修会」(案)
平成30年5月11日(金)13:00~16:30
大手町サンケイプラザ
講演1.「地域包括ケアが目指すもの」
~多職種の協働・連携による「チームアプローチ」について~
(一社)青森県薬剤師会会長 木村 隆次 氏
講演2.「忍び寄る感染症の脅威」
大阪府立大学大学院教授 山﨑 伸二 氏
②平成30年度「フォーラム」(案)
平成30年度も東京・大阪の2会場にてフォーラムを実施予定。
東京会場 平成31年2月7日(木) 長井記念ホール
大阪会場 平成31年2月8日(金) 大阪コロナホテル
平成30年度 会員発表ブロックは
東北ブロック、東京ブロック、中国ブロック
今回も会員発表の後、グループディスカッションを行うこととする。また、最終打合せを1月11日に実施する。
(6)日本薬剤師会への協力
①日本薬剤師会卸薬剤師部会研修会は、12月13日に開催を予定している。
②第51回日本薬剤師会学術大会(石川県)で日薬卸薬剤師部会を中心に「GDP(医薬品の適正流通基準)の国内対応ついて」をテーマに分科会開催予定であり、卸勤務薬剤師会としても協力する。
平成30年9月23日(日・祝)~24日(月・振休)石川県立音楽堂他
分科会23:平成30年9月24日(月・振休)11:10~13:10
第11会場 ホテル金沢4階「エメラルドA」
(7)実務委員会活動について
会員の要望に基づき、実務に即したマニュアル等、会員が広く使える資料について検討する。また、卸勤務薬剤師会ホームページのリニューアルについて検討予定。
(8)日本医薬品卸売業連合会(特に薬制委員会)との連携強化について
今年度も薬制委員会との情報共有や課題解決に向け連携強化する。ガイドラインにそった薬学生実務実習の受け入れ、JGSP(GDP国際整合化対応版)の内容確認と整理について連携していく。また、偽造医薬品流通防止に係る改正省令の施行を踏まえ、関係各所と連携し、偽造医薬品が流通しないよう適切な対応を図っていく。
4.平成30年度収支予算(案)について
平成30年度収支予算(案)【議案第2号】を計上し、検討した。
5.役員の選任について
【議案第3号】に基づき、平成29年度第40回理事会以降に就任された理事について確認した。
6.DI実例集について
昨年度より、懸案事項であった『月刊卸薬業』のDI実例集掲載継続について検討した。執行部よりDI実例集掲載を休止し、<卸勤務薬剤師会のページ>等の充実を図ってはどうかとの提案があった。
協議の結果、現在未発表のDI実例及び執筆依頼をしたブロックまでのものを掲載し、DI実例集掲載を休止することとした。また、今後の対応については卸勤務薬剤師会各支部の活動状況等、現在の<卸勤務薬剤師会のページ>を充実させることを考えていくこととなった。
議題2.平成29年度表彰者及び顕彰者の選考について
ブロック及び支部より推薦があった表彰者及び顕彰者ついて、全員が承認された。
議題3.第51回日本薬剤師会学術大会「卸分科会」について
一條常任理事より、9月開催の第51回日本薬剤師会学術大会での「卸分科会」について資料に基づき、進捗状況の説明があった。
議題4.平成30年度第2回常任理事会日程について
10月に開催される第2回常任理事会日程について協議をし、10月4日に開催することとした。
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4・20 | 第1回実務委員会 |
平成30年度 第1回実務委員会
【報告事項】
報告1.平成30年度理事会資料の事業報告、事業計画等について
4月19日に開催された、正副会長会議及び常任理事会における報告事項、平成29年度事業報告(案)、収支決算報告、検討事項の平成30年度事業計画(案)及び収支予算(案)等の報告があった。
【検討事項】
議題1.平成30年度「研修会」役割確認等について
平成30年度「研修会」プログラム(案)及び会場見取り図に基づき、当日の時間配分並びに各委員の任務分担役割等を検討した。
議題2.平成30年度研修会「読者の広場」執筆依頼者について
中北薬品(株)、(株)アステムより各1名、事務局より執筆依頼をすることとなった。
議題3.SDS検索アドレス作成について
現在作成中のSDS検索アドレスについて検討をした。アドレス掲載予定の各メーカーリンク許諾状況の報告があり、掲載方法等について指示のあった箇所について作業を行った。引き続き、残りのメーカーに許諾の確認をし、進捗状況をメール等で確認することとなった。
議題4.勤薬ホームページ見直しについて
ホームページメンテナンス担当会社より提出された資料に基づき、機能及び作業詳細について検討をした。今後、全体デザインも含め各項目の内容を確認し、次回委員会で協議することとなった。
また、ホームページの利用状況を確認するためにホームページメンテナンス会社に依頼し、各WEBサイトのアカウントを調査することとなった。
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5・11 | 第41回理事会 (於 大手町サンケイプラザ) |
平成30年度 第41回理事会
理事会構成員 56名中 52名出席
竹村副会長による開会宣言に引き続き、師尾会長の主催者挨拶が行われ、会則第16条に基づき師尾会長を議長として平成30年度理事会を開催した。冒頭、議長より議事録署名人として東京ブロック 増田 眞由美氏(常任理事)並びに千葉県支部 齊藤 良子氏(理事)が指名され異議なく選出された。
議 事
【報告事項】
以下の3議案について報告が行われ、すべて承認された。
Ⅰ.報告第1号(事業報告)
平成29年度事業報告が石原副会長から報告された。
平成29年度の活動は卸勤務薬剤師の自己研鑽のための「フォーラム等の充実」と「日本薬剤師会及び日本医薬品卸売業連合会、特に薬制委員会との連携強化」及び「実務実習薬学生受入協力におけるガイドラインと留意点(以下「ガイドライン」)を遵守した薬学生の教育等」に取り組んだ。以下に、平成29年度事業計画に関しての取り組み結果を報告する。
1.卸勤務薬剤師会の運営
平成29年度は正副会長・委員長会議を5回、実務委員会を6回、常任理事会を2回、フォーラム会員発表ブロック打合せ会議を1回開催し積極的な検討、企画、立案及びその展開を行った。
2.都道府県薬剤師会と各エリアでの関係強化対策
第2回常任理事会において、各ブロック及び支部における活動状況が報告された。薬剤師会の行事や災害対策の講習会に参加している支部もあり、積極的に活動している。また、研修会で行政から薬事・薬務関連の講演をいただき連携を深めている支部が多数あった。
3.実務実習薬学生受入について
平成27年度より「ガイドライン」に沿った内容で実施し、卸での実務実習の講義内容と参加人数の報告を受け、集計結果を薬学教育協議会事務局及び日本薬剤師会に報告した。
4.支部における継続研修の充実
平成29年度継続研修のテーマ
(1)抗がん剤 (2)リウマチ (3)アンチドーピング
(4)地域包括ケア (5)パーキンソン病
各支部においては上記テーマを中心に適宜選択し、支部選択テーマと併せて研修会が実施された。
エリアによりブロック単位での開催が難しく、支部単位で開催しているケースや複数支部と合同で開催しているケースもあり、年間の研修時間を意識した活動となっている。
継続研修会は、主に会員の情報共有や卸勤務薬剤師として意識の向上を目指した内容となっている。
5.卸勤務薬剤師会主催の創立40周年記念講演会及びフォーラムの運営
(1)創立40周年記念講演会
平成29年5月12日(金)15:00~16:40大手町サンケイプラザに於いて41支部より会員118名、関係者24名と併せて合計142名の出席者にて開催した。
「 薬剤師のための法的知識の基礎
~対人業務にかかる裁判例を参考に~ 」
中外合同法律事務所 弁護士・薬剤師 赤羽根 秀宜先生
(2)フォーラム
平成29年度フォーラムを2月15日(木)・16日(金)に東京・大阪の両会場に於いて、39支部から東京会場73名、大阪会場80名、関係者30名と併せて合計183名の参加者にて開催した。
講演「 観るスポーツから支えるスポーツへ
~アンチ・ドーピングのための理解~ 」
北海道大学病院薬剤部 副薬剤部長 笠師 久美子先生
その後、「 地域における卸勤務薬剤師の活動について 」をテーマにブロック会員発表(甲信越、中国、北海道 各ブロック)が行われた。会員発表の後、参加者を9~10グループに分け、グループディスカッションとグループ発表を実施した。
6.日本薬剤師会への協力
(1)日本薬剤師会卸薬剤師部会研修会
平成29年12月15日(金)にスクワール麹町に於いて、卸勤務薬剤師とその他合計101名の出席者にて開催された。
(敬称略)
①「 日本薬剤師会の現状と課題 」
日本薬剤師会 副会長 石井 甲一
②「 あい、きぼう、これからの医療と薬剤師 」
日本薬剤師連盟 副会長 本田 あきこ
③「 九州北部豪雨をはじめとする災害時の薬剤師活動について 」
日本薬剤師会 副会長 田尻 泰典
(2)学術大会への協力
第50回日本薬剤師会学術大会(東京都)において、「これからの医薬品卸の流通について ~安全・安心・確実な流通を目指して~」と題し卸分科会が開催され、『月刊卸薬業』11月号に「学術大会聴講報告」を掲載した。
7.実務委員会活動
卸勤務薬剤師会創立40周年記念事業において実務委員会が中心となり、記念講演会・祝賀会等を企画し開催した。また、「フォーラム」にて会員から要望があったSDS検索アドレス作成に着手した。
8.DI関係
平成29年度DI実例のブロック別収集は、昨年と同様に各ブロック年1回2例の収集を依頼しており、各ブロックに協力いただき順調に収集することができた。(東京ブロックのみ年2回4例収集)
9.日本医薬品卸売業連合会(特に薬制委員会)との連携強化
ガイドラインに沿った実務実習薬学生受入、JGSP(GDP国際整合化対応版)の内容確認と整理について連携した。また、昨年発生した偽造医薬品流通に関して発出された省令改正等への対応として、東京・大阪にて説明会を実施した。
Ⅱ.報告第2号(収支決算報告)
平成29年度収支決算について事務局から報告が行われた。
1.収入:会員は前年度より21名減り1,926名から会費を徴収し、1,155万6,000円を計上した。また、29年度も卸連合会からの助成金550万円、日本薬剤師会からフォーラムへの協賛金50万円、研修会関係の事業収入118万円、特定預金取崩収入400万円を計上し、前期繰越金746万459円を加え当期収入合計として3,019万6,556円との報告があった。
2.支出:予算は事業費で1,566万円を予定したが、決算額として1,178万2,570円となり、387万7,430円のマイナスであった。また、人件費を含む管理費は924万3,370円となった。退職慰労金引当預金20万円と合わせ、支出合計は2,122万5,940円となり、次期繰越金897万616円は今年度の会費納入までの4月から6月の運営資金に充当するとの報告があった。会費納入状況と活動費実績も報告された。
Ⅲ.報告第3号(監査報告)
山口監事より平成30年4月17日(火)に山口監事と柘植監事が監査を実施し、適正であった旨の報告があった。
【協議事項】
以下の3議案が上程され、全て原案通り承認された。
Ⅰ.議案第1号(事業計画案)
平成30年度事業計画案が石原副会長から上程された。
平成30年度は卸勤務薬剤師の自己研鑽のため、会員の学術知識の向上を目指した研修会及び実務に即したフォーラムのより一層の充実と、行政や薬剤師会等との連携を強化した活動を実践する。また、卸売業連合会(特に薬制委員会)との連携を強化する。
1.卸勤務薬剤師会の運営
平成30年度は理事会を1回、常任理事会を2回、正副会長・委員長会議を5回、実務委員会を6回、フォーラム会員発表ブロック打合せ会議1回の開催を予定し積極的な検討、企画、立案及びその展開を行う。
2.都道府県薬剤師会等と各エリアでの関係強化対策
各ブロック及び支部に於ける薬剤師会との連携強化は、平素から念頭においた活動をお願いする。更に行政と良好な関係を構築して行くようお願いする。
3.実務実習薬学生受入協力報告について
卸勤務薬剤師会として「実務実習薬学生受入協力におけるガイドラインと留意点」(以下「ガイドライン」)に沿った薬学生の教育を推奨し、教育内容、依頼先及び受入人数を新規フォーマットにて報告いただき、事務局より日本薬剤師会、薬学教育協議会に報告する。
4.支部における継続研修の充実
平成30年度継続研修のテーマとして
(1)診療報酬について (2)再生医療 (3)臨床検査関連
(4)セルフメディケーション (5)脂質異常症
上記5項目を取り上げた。
各支部においては各テーマを中心に適宜選択し、JGSPに規定されている、卸勤務薬剤師の継続教育訓練年間10時間以上(卸勤務薬剤師会等の外部研修も含む)をクリアするように研修の実施をお願いする。
5.卸勤務薬剤師会主催の研修会及びフォーラムの運営
(1)研修会(案)
平成30年5月11日(金)13:00~16:00 大手町サンケイプラザに於いて次の講演にて実施する。
① 「 地域包括ケアの目指すもの 」
~多職種の協働・連携による「チームアプローチ」について~
一般社団法人青森県薬剤師会会長 木村 隆次先生
② 「 忍び寄る感染症の脅威 」
大阪府立大学大学院教授 山﨑 伸二先生
(2)フォーラム(案)
平成30年度も東京・大阪の2会場にてフォーラムの実施を予定する。
東京会場 平成31年2月7日(木) 長井記念ホール
大阪会場 平成31年2月8日(金) 大阪コロナホテル
平成30年度 会員発表3ブロック
東北ブロック 東京ブロック 四国ブロック
今回も会員発表の後、参加者によるグループディスカッションを行う。また、会員発表は発表内容を実務委員会で調整し、最終打合せ会議を1月11日(金)に実施する。
6.日本薬剤師会への協力
(1)日本薬剤師会卸薬剤師部会研修会
平成30年度も卸勤務薬剤師対象の卸薬剤師部会研修会を12月13日(木)スクワール麹町において開催を予定している。
(2)学術大会への協力
第51回日本薬剤師会学術大会(石川県)で日薬卸勤務薬剤師部会を中心に卸分科会企画案を石川県薬剤師会に提出しており、卸勤務薬師会としても協力して行く。
平成30年9月23日(日・祝)~24日(月・振休)
卸分科会:GDP(医薬品の適正流通基準)の国内対応について
~その展望と課題 製造―流通―医療現場まで~(仮題)
日時:平成30年9月24日(月・振休)11:10~13:10
会場:ホテル金沢4階「エメラルドA」 第11会場
7.実務委員会活動
会員の要望に基づき、実務に即したマニュアル等、会員が広く使える資料等について検討する。また、卸勤務薬剤師会ホームページのリニューアル等も検討予定である。
8.日本医薬品卸売業連合会(特に薬制委員会)との連携強化
平成30年度も薬制委員会との情報共有や、課題解決に向けて連携強化する。「ガイドライン」に沿った実務実習薬学生受入、JGSP(GDP国際整合化対応版)の内容確認と整理について連携する。また、偽造医薬品流通防止に係る改正省令の施行を踏まえ、関係各所と連携し、偽造医薬品が流通しないよう適切な対応を図る。
9.その他
現在、各ブロックに収集を依頼しているDI実例集について、先月開催の常任理事会においてその収集継続について協議をした結果、収集を中止することとし、今後月刊卸薬業「卸勤務薬剤師のページ」の内容を充実させ、各ブロックの参考となるようリニューアルを検討する。
Ⅱ.議案第2号(収支予算案)
平成30年度予算編成方針並びに収支予算案が事務局より上程された。
1.基本方針:本会組織の活性化および会員の資質向上をはかるための施策を基盤として予算編成する。
2.収入:会員・准会員ともに昨年同様会費6,000円とし、会員1,900名、准会員10名として1,146万円、卸連合会からの助成金550万円、日本薬剤師会からのフォーラム助成金50万円、事業収入150万円、前期繰越金897万616円を加え、収入合計2,749万616円を計上する。
3.支出:昨年度決算額を勘案して、事業費として1,131万円、管理費として1,030万円を計上する。また、予備費として100万円を計上する。平成30年度の支出合計は2,281万円となり、次年度への繰越金、513万616円を計上する。
Ⅲ.議案第3号(役員の選任について)
平成30年度は、役員改選年度ではなく、理事以外の役員について変更はなかった。理事は、昨年の理事会後に交代があった理事を新任として資料に掲載した。
以上、理事会の議事は全て議了し、藤村副会長の閉会宣言によって理事会を終了した。
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5・11 | 平成29年度表彰式 |
【表彰者】
顕 彰 者 (支部推薦)
愛媛県支部 藤田 皓二 (アスティス) ※旭日双光章
ブロック推薦
北海道 瀬戸 秀夫 (ほくやく)
東 北 川守田節男 (バイタルネット)
東 京 千葉麻里奈 (バイタルネット)
関 東 酒井加代子 (メディセオ)
甲信越 石本 智子 (アルフレッサ)
北 陸 中川 正嘉 (PALTAC)
東 海 佐伯 栄男 (中北薬品)
近 畿 玉嵜かおり (メディセオ)
中 国 市場 恵子 (ティーエスアルフレッサ)
四 国 橋本 暢夫 (四国アルフレッサ)
九 州 山里 勇 (ダイコー沖縄)
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7・6 | 第2回正副会長、委員長会議 |
平成30年度 第2回正副会長、委員長会議
【検討事項】
1.平成30年度第2回常任理事会における討議テーマについて
事務局より以下の討議案を提示し、追加テーマ等について検討した。
(1)平成30年度事業計画の中間報告
(2)各ブロック長よりブロック活動状況報告
2.平成30年度フォーラム講演者・会員発表選定及び内容について
フォーラム講演者及び今年度会員発表3ブロックのテーマ・内容について検討した。今年度の講演者については、厚生労働省から講師を派遣してもらうことで準備を進めることとなった。また、会員発表テーマ・内容については、実務委員会にて再度協議することとした。
3.日本薬剤師会第51回学術大会卸分科会について
平成30年9月24日、石川県で開催される日薬学術大会における卸分科会「GDP(医薬品の適正流通基準)の国内対応について」の進捗状況の報告があり、本会として当日の参加要請も含め今後の対応について検討した。
<基調講演>
「医薬品流通における品質や安全性の確保のための方策について(仮題)」
厚生労働省医薬・生活衛生局総務課
<シンポジスト>
日本製薬団体連合会品質委員会 常任委員 松本 欣也氏
(一社)日本医薬品卸売業連合会 薬制委員会委員長 一條 宏氏
(公社)日本薬剤師会 副会長 森 昌平氏
なお、座長は木俣博文氏(日薬)と秋本義雄氏(金沢大学)が担当する。
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7・6 | 第2回実務委員会 |
平成30年度 第2回実務委員会
【報告事項】
1.平成30年度研修会収支報告
平成30年5月11日(金)第41回理事会後に開催した研修会の収支について事務局より報告があった。来年度の研修会は、平成31年5月10日(金)の理事会終了後に、大手町サンケイプラザにて開催予定である。
2.平成30年度卸連合会総会・理事会報告
卸連合会総会における委員会報告資料より、薬制委員会の平成29年度事業報告について報告があった。また、卸連合会役員についても名簿等、資料に基づき報告があった。
3.第51回日本薬剤師会学術大会卸分科会
「GDP(医薬品の適正流通基準)の国内対応について」とする、卸分科会企画案に基づき目的・趣旨、プログラム等について報告があり、当日の参加要請も含め、今後の本会としての対応について協議をした。
【検討事項】
1.平成30年度フォーラム会員発表選定及び内容について
3ブロックより提出された発表タイトル案に基づき、今年度の会員発表内容について検討した。発表内容においていくつか確認事項があるため、事務局から発表ブロックへ連絡をとり確認し、その後各委員に対しフィードバックすることとなった。
2.平成30年度フォーラム講演者について
今年度のフォーラム講演者は、厚生労働省に講師派遣を依頼してはどうかとの正副会長・委員長会議の提案を中心に検討した。7月の人事異動発令後に事務局から厚生労働省医薬・生活衛生局総務課へ講師派遣の依頼をすることとなった。
3.実務委員会検討事項
(1)卸勤務薬剤師会ホームページリニューアルについて
ホームページメンテナンス会社から提出されたページ別アクセス数(5・6月)の資料に基づき、今後の作業内容等について検討をした。引き続き、7・8月も各ページのアクセス数をカウントし、アクセスの少なかったページの掲載削除等も視野に入れ、次回の委員会にて検討することとした。
(2)SDS検索アドレス一覧作成について
坂本委員よりSDS検索アドレス一覧について説明があり、「ホームページにSDS掲載のある主なメーカー一覧」の内容及び今後の作業スケジュール等を検討した。日本試薬協会ホームページ掲載メーカーも特に別掲載にせず、同じ一覧の中に掲載することとした。今後、若干の修正をして次回の委員会にて検討することとした。
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9・7 | 第3回実務委員会 |
平成30年度 第3回実務委員会
【報告事項】
1.実務実習薬学生の受入に関して
実務実習薬学生の第1期受入状況(8月15日現在)について、46支部から報告があり、受入学生数3,650名、そのうち各都道府県薬剤師会よりの実習依頼が35支部であったことを報告した。
2.その他
各都道府県支部より報告があった本年度の会員数、「医薬品医療機器制度部会」及び「医療用医薬品の販売情報提供活動に関するガイドライン」等について資料に基づき報告があった。
【検討事項】
1.平成30年度フォーラムについて
プログラム案に基づき、講演者、司会及び座長の選出等について協議した。本件について、次回の正副会長会議にて閉会挨拶等、再度検討することとした。
2.平成31年度研修会について
平成31年5月10日(金)、大手町サンケイプラザにて開催予定の研修会について、講演者を含め内容等を検討した。詳細については、次回の委員会で再度検討することとした。
3.SDS検索アドレス一覧作成について
SDS検索アドレス一覧について最終調整を行った。10月中に各社アドレスの最終確認を行い、11月のホームページメンテナンスにおいて掲載することとなった。
4. 卸勤務薬剤師会ホームページリニューアルについて
本会ホームページのメンテナンス担当会社より、ホームページリニューアルについての見積り、5月から8月のページ別アカウント数の報告があり、ホームページリニューアルについて検討をした。今後、10月の常任理事会において進捗状況を報告し、協議をしてもらうこととなった。
5.その他
卸勤務薬剤師会ホームページ担当幹事について、平成30年10月~平成31年3月を坂本委員とすることを決めた。
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10・4 | 第3回正副会長会議 第2回常任理事会 |
平成30年度 第3回正副会長会議
平成30年度第2回常任理事会に先立ち正副会長会議を開催し、平成30年度卸勤務薬剤師会事業計画における中間報告等の討議事項について検討した。
会議内容・検討事項
1.平成30年度事業計画の中間報告について
事業計画各項目に関して協議をし、進捗状況を確認した。
2.平成31年度第1回常任理事会の日程について
来年度の第1回常任理事会開催候補日を平成31年4月10日(水)、11日(木)、18日(木)とし、常任理事会へ諮ることとした。
3.平成30年度「フォーラム」について
プログラム(案)に基づき、東京・大阪会場の挨拶及び役割等の分担を協議し、常任理事会へ諮ることとした。
4.平成31年度「研修会」について
来年度の「研修会」について、平成31年5月10日(金)に大手町サンケイプラザに於いて開催することを確認し、講師について協議をした。講師については、次回の正副会長会議及び実務委員会において決定することとした。
5.ホームページリニューアルについて
今年度の事業計画として実務委員会活動に挙げられ、現在検討中のホームページリニューアル進捗状況の説明が事務局からあり、常任理事会において協議する内容について検討した。
平成30年度 第2回常任理事会
常任理事会では師尾会長の開会挨拶、平成30年度事業計画の中間報告、ブロック活動報告、及び今年度「フォーラム」等について協議を行った。
会議内容・検討事項
平成30年度事業計画の中間報告及び検証(報告 小口副会長)
1.卸勤務薬剤師会の運営
正副会長・委員長会議及び実務委員会等について開催状況を報告した。
2.都道府県薬剤師会と各エリアでの関係強化対策
討議の時間で各ブロックより状況報告を依頼した。
3.実務実習薬学生受入報告について
平成30年9月30日現在の報告集計及び問題点を討議した。
4.支部における継続研修の充実
平成30年9月30日現在の継続研修テーマの支部選定状況、各都道府県での活動内容を報告した。
5.卸勤務薬剤師会主催の「研修会」及び「フォーラム」の運営
(1)「研修会」
平成30年5月11日(金)13:00~16:30に大手町サンケイプラザに於いて以下の講演を行った。
① 「 地域包括ケアの目指すもの 」
~多職種の協働・連携による「チームアプローチ」について~
一般社団法人青森県薬剤師会会長 木村 隆次先生
② 「 忍び寄る感染症の脅威 」
大阪府立大学大学院教授 山﨑 伸二先生
研修会の収支報告と都道府県別出席者の状況を報告した。
来年度「研修会」は、平成31年5月10日(金)に大手町サンケイプラザに於いて開催することを報告した。 (1)「フォーラム」
今年度「フォーラム」は、東京・大阪の2会場にて実施を予定している。
東京会場 平成31年2月7日(木) 長井記念ホール
大阪会場 平成31年2月8日(金) 大阪コロナホテル
講演は、厚生労働省医薬・生活衛生局総務課薬事企画官/医薬情報室長 安川孝志氏に「最近の薬事行政の動向について」(仮題)のタイトルで講演依頼している。会員発表ブロック(東北、東京、四国)の発表タイトル及び発表者も決まり、テーマは「地域における卸勤務薬剤師の活動について」とした。
6.日本薬剤師会への協力
(1)日薬卸薬剤師部会研修会
平成30年12月13日(木)13:30~16:50にスクワール麹町に於いて開催予定。
演題並びに講師
①「2040年に向けた医療制度改革における医薬品流通のあり方について~流改懇の議論を踏まえて~」(仮題)
厚生労働省医政局経済課流通指導室
首席流通指導官 本間 敏孝
②「日本薬剤師会の現状と課題、
医薬品医療機器制度部会での議論を踏まえて」(仮題) 日本薬剤師会副会長 乾 英夫
(2)日本薬剤師会学術大会への協力
第51回日本薬剤師会学術大会(石川県)で「GDP(医薬品の適正流通基準)の国内対応について~その展望と課題 製造―流通―医療現場まで~」をテーマに卸分科会が開催された。
卸分科会:平成30年9月24日(月・振休)11:10~13:10
【座 長】 木俣博文 日本薬剤師会卸薬剤師部会幹事
秋本義雄 金沢大学大学院特任准教授
【基調講演】 安川孝志
厚生労働省医薬・生活衛生局総務課薬事企画官
「医薬品流通における品質や安全性の確保のための方策について~日本におけるPIC/S GDPの対応~」
【シンポジスト】松本欣也 アステラス製薬株式会社品質保証
一條 宏 日本医薬品卸売業連合会
薬制委員会委員長
森 昌平 日本薬剤師会副会長
フロアからの質問も交えて忌憚のない意見交換が行われ、盛況で有用な分科会であったことを報告した。
7.実務委員会活動
昨年度フォーラムにおいて会員から要望があった、SDS検索アドレスを作成し今年度中にホームページへアップする予定であることを報告した。また、現在検討中の卸勤務薬剤師会ホームページリニューアルについては、本日の協議事項の議題となっているので進捗状況の説明後、検討していただくとの報告があった。
8.卸連合会(特に薬制委員会)との連携強化
現在、「厚生労働審議会 医薬品医療機器制度部会」において<医薬品・医療機器等の適切な製造・流通・販売を確保する仕組みの充実>として、適正流通確保に向けた卸売販売業者について規制等の見直しを協議しているが、構成委員として一條薬制委員会委員長が出席し、卸勤務薬剤師会との連携を諮っているとの報告があった。また、国内向けGDPガイドラインを踏まえたJGSPの改定については、GDP研究班(厚生労働科学研究)の国内向けGDPガイドライン素案に沿った章立てとし、薬制委員各社の関係者等の意見を聞き改定作業を進めているとの説明があった。
9.平成30年度上半期収支決算報告
9月30日時点の上半期収支決算書により、進捗状況、会費納入状況、活動費申請状況を報告した。会員数が前年に比べ33人減ったことを報告した。
会議内容・協議事項
協議事項(進行 師尾会長)
1.各ブロック活動の報告発表
総会・理事会及び研修会の開催状況について、それぞれの問題点等について協議を実施した。特に研修会はエリアの関係等で支部単位の開催のみとなるブロックと毎年ブロック単位で開催する研修会が中心になるブロックがあり、各ブロックとも工夫をして研修会を開催していることがわかった。また、都道府県の薬務課等から講師を招き、薬務行政、診療報酬制度改定や麻薬及び向精神薬取締法の改正等講演いただき、行政と連携を取っている支部が多数あった。
2.平成31年度第1回常任理事会開催日程について
来年度の第1回常任理事会は、平成31年4月11日(木)13:30~16:00に卸連合会会議室に於いて開催することとなった。
3.平成30年度「フォーラム」について
プログラム(案)に基づき、事務局より講演及びブロック会員発表について説明があり、内容・時間配分等について協議をした。また、来年1月11日(金)に「フォーラム」打合せを兼ねたブロック会員発表の予演会を実施するとの連絡があった。
4.平成31年度「研修会」について
事務局より来年度「研修会」は、平成31年5月10日(金)に大手町サンケイプラザにおいて開催予定であるとの報告があった。現在講演依頼者を協議中であり、適任者がいたら紹介してほしいとの依頼を行った。
5.ホームページリニューアルについて
事務局より資料に基づき、各ページ別のアクセス数(5月~8月)及び現時点での見積りについて報告があった。今後、実務委員会を中心に検討を進め来年度の第1回常任理事会に諮ることとなった。
6.その他
一條常任理事より、「厚生労働審議会 医薬品医療機器制度部会」の進捗状況及び「医療用医薬品の販売情報活動に関するガイドライン」の医薬品卸売販売業者に関する部分について説明があった。事務局より、月刊卸薬業「卸DI実例集」休載について連絡があった。これに伴い「卸勤務薬剤師のページ」の充実について協議をした。
常任理事会での報告と協議が終了し藤村副会長の挨拶の後、閉会となった。
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12・14 | 第4回正・副委員長会議 第4回実務委員会 |
平成30年度 第4回正副会長、委員長会議
検討事項
1.平成30年度「フォーラム」について
平成30年度「フォーラム」プログラム(案)に基づき、東京会場・大阪会場の出席状況を確認し、役割分担等を確認した。
2.平成31年度継続研修テーマについて
過去10年間の継続研修のテーマを参考に、平成31年度継続研修テーマについて検討した。医薬品業界の動向も踏まえ、改めて実務委員会で検討することとした。
3.平成31年度会議日程について
平成31年度の正副会長、委員長会議の日程を調整した。また、平成31年度第1回常任理事会は平成31年4月11日に開催予定であり、第2回常任理事会は第1回常任理事会で日程調整することとなった。
4.平成31年度「研修会」について
平成31年度「研修会」プログラム(案)に基づき、講師等について検討をした。講師及び役割分担については、改めて実務委員会で検討することとした。
平成30年度 第4回実務委員会
報告事項
1.薬制委員会関連
卸連合会薬制委員会において作成中であったJGSP「GDP国際整合化対応版」(案)が紹介された。その中で石原副会長より、今後12月21日までに内容確認等の作業をし、12月26日に厚生労働省医薬・生活衛生局総務課へ提出する予定であるとの報告があった。
2.日本薬剤師会卸薬剤師部会研修会について
平成30年12月13日にスクワール麹町にて開催された平成30年度日本薬剤師会卸薬剤師部会研修会について報告があり、昨年度より50名程受講者が増えたとの報告があった。
3.薬制委員会関連
平成30年度第2期実務実習薬学生受入状況について、平成30年11月2日現在3,680名(累計7,423名)の受入があり、昨年度の受入数と同程度で推移しているとの報告があった。
検討事項
1.平成30年度「フォーラム」について
東京会場・大阪会場の司会及びブロック会員発表の座長、両日の出席者を確認した。当日の詳細な役割分担は、1月11日の実務委員会において検討することとした。
2.平成31年度継続研修テーマの選定について
正副会長、委員長会議の議論も踏まえ、来年度の継続研修テーマについて検討をした結果、以下の5項目をテーマにすることとした。
(1)ストレス関連障害(2)医療機器関連 (3)遠隔服薬指導(4)緑内障 (5)認知症 3.平成31年度会議日程について
実務委員会を正副会長、委員長会議開催日と同日とし、実務委員会単独の開催日程も決定した。平成31年度「フォーラム」の日程について、東京会場を2020年2月6日(木)、大阪会場を7日(金)と決定し、大阪府医薬品卸協同組合事務局へ連絡することとした。
4.平成31年度「研修会」について
当日の役割分担及び講師等について検討し、司会は川守田委員長、閉会挨拶については石原副会長が担当することとなった。講師については現在候補に挙がっている2名を中心に計画を進めることとなった。
5.実務委員会検討項目
来年度の実務委員会検討項目について検討し、現在作業中の卸勤務薬剤師会ホームページリニューアルを引き続き検討項目にし、今後「フォーラム」等において会員から資料及びマニュアル等作成の要望があれば、検討していくこととした。
6.ホームページリニューアルについて
ホームページメンテナンス会社から提出された見積書について検討をした。各項目の内容については、1月11日の実務委員会においてホームページメンテナンス会社を交え意見交換することとした。
7.その他
石原副会長より、本日午前中に開催された「厚生科学審議会平成30年度第10回医薬品医療機器制度部会」の傍聴報告があった。その中で薬機法等制度改正に関するとりまとめ(案)及び医薬分業に関するとりまとめについて、本日の議論を受けて一部修正し年内にも公表され、厚生労働省は報告書を完成させた上で、来年の通常国会へ関連法案を提出するとの報告があった。
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