2017年(平成29年)
年月日 | 関連会議等 | 協議・決定等特筆事項 |
平成29年 (2017年) 1・19 |
第5回実務委員会 |
【会議内容】
1.平成28年度フォーラム概要説明
プログラムを基に来賓挨拶、講演、会員発表、グループディスカッションについて概要を事務局より説明する。
2.フォーラム会員発表・グループディスカッションについて
会員発表は20分(発表15分、質疑応答5分)とし、グループディスカッションは、今年度ディスカッション60分、纏め10分の合計70分間で、その後のグループ発表時間は5分程度としできるだけ全てのグループが発表できるようにする。
また、グループディスカッション開始から30分を経過した頃に経過時間のアナウンスをすることとした。
3.フォーラムグループディスカッション提出用紙について
今年度は、14:10から10分間グループでテーマを討議して、14:20より提出用紙を取りに来てもらうこととする。
4.フォーラム進行について
進行表に沿って委員各位に解説する。
5.フォーラム係分担について
係分担表で委員各位の係の詳細を確認する。受付時の分担を再確認した。
6.フォーラムアンケート用紙について
事務局作成のアンケート用紙について意見交換する。
7.読者の広場執筆者について
19日現在の出席者名簿より、東京会場は(株)小田島 長岐昇氏、大阪会場は(株)エバルス 影野貴彦氏へ事務局から執筆をお願いし、本人の了承を得て広報・研修部から執筆依頼をする。
8.平成29年度40周年記念講演演題について
「薬剤師のための法的知識の基礎~対人業務にかかる裁判例を参考に~」という演題で赤羽根秀宜氏に記念講演をしていただくこととなった。
9.平成29年度継続研修テーマについて
来年度継続研修テーマについて再確認をした。
①抗がん剤 ②リウマチ ③アンチドーピング
④地域包括ケア ⑤てんかん ⑥パーキンソン病
10.フォーラム会場について
来年度からのフォーラム会場について、事務局で用意した資料に基づき協議をした。今後、本日の協議内容を基本に会場選定をしていくこととした。
11.その他
先日、奈良県内チェーン薬局において発見された偽造医薬品について、情報交換をした。
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1・19 | フォーラム打合せ会議 |
【主題】
・会員発表の予演
各ブロックが実際に発表し、臨場感のある予演ができたと感じた。内容・発表もしっかりと構成されており、真摯に取り組んでいただいた結果と考える。
表現の統一、別添資料の取扱い、アンケートの種類と結果の整合性、スライドの順番、発表時間等について協議をした。
【報告・確認事項】
・平成28年度フォーラムについて
全体の概要を説明し、会員発表の時間配分等について報告する。
・会員発表、グループディスカッションについて
会員発表の前に参加者をグループに分けることと、ディスカッションの時間帯での会員発表者の対応について報告する。ディスカッション提出用紙は14:20から各グループに取りに来てもらうこととした。
・フォーラム進行について
進行表より実務委員と会員発表者の行動を時系列に確認する。実務委員及び会員発表者の認識を統一した。
・事務局より
変更した発表資料を1月30日(月)までに、会員発表の抄録600字程度を2月15日(水)までに、それぞれ事務局へ提出をお願いした。
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2・9 2・10 |
平成28年度フォーラム 東京会場 (於 東京ガーデンパレス) 平成28年度フォーラム 大阪会場 (於 薬業年金会館) |
【講演】
「公正競争規約と卸公取協について」
医療用医薬品卸売業公正取引協議会 事務局長 阿部政宏氏
【会員発表】
テーマ:「地域における卸勤務薬剤師の活動について」
<座長>
東京会場:卸勤務薬剤師会 実務委員会 委員長 川守田節男
大阪会場:卸勤務薬剤師会 実務委員会 副委員長 二宮ルミ
① 東海ブロック(三重県支部)
(東京会場)㈱スズケン 四日市事業所 稲葉佳久
(大阪会場)アルフレッサ㈱ 三重中勢支店 片岡大輔
「戻り品について~戻り品の実態調査と改善に向けて~」
② 近畿ブロック (京都府支部)
(東京会場)㈱ケーエスケー 舞鶴支店 津田佳子
(大阪会場)㈱メディセオ 京都中央支店 吉澤潤子
「定期的な得意先情報の取得~行政との良好な関係を目指して~」
③ 関東ブロック(神奈川県支部)
中北薬品㈱ 大和支店 秋山由香
「適正販売について~卸勤務薬剤師としての取り組み~」
【グループディスカッション】
会員発表テーマに基づくグループディスカッション
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3・10 | 第5回正副会長/委員長 第6回実務委員会 |
1. 正副会長委員長会議
「検討事項」
(1)平成28年度事業報告(案)の検討
今年度の各事業の進捗状況を事務局より報告し、検討する。
(2)平成29年度事業計画(案)の検討
平成29年度事業計画(案)について検討する。
(3)平成28年度収支決算(案)及び平成29年度収支予算(案)
平成28年度は当初の計画を推移予定であり、3月17日に会計事務所による月次監査をうけ常任理事会及び理事会の資料とすることとなった。
平成29年度予算(案)は、積立ていた記念事業積立金が40周年記念事業費として勘定科目に計上されることを報告する。
(4)フォーラムブロック会員発表及び東京・大阪会場について
平成29年度フォーラムより、東京会場を長井記念ホールへ大阪会場をエル・おおさかへ変更することを報告する。(エル・おおさかは4月以降の予約)
(5)平成29年度第40回理事会 挨拶及び報告担当者について
平成29年5月12日開催予定の第40回理事会における、挨拶及び報告担当者について協議した。
(6)40周年記念講演について
卸勤務薬剤師会創立40周年記念事業として、記念講演を中外合同法律事務所 赤羽根秀宜先生より「薬剤師のための法的知識の基礎 ~対人業務にかかる裁判例を参考に~」を講演いただくことが確定し、当日の挨拶担当副会長及び司会者について協議をした。
2.実務委員会
「報告事項」
(1)平成28年度フォーラム報告
収支報告は、収入及び支出を詳細に報告し、今回東京会場の変更及び受講者の減少により支出が約14万円増加し、収入が6万円程減少したことを報告する。
参加者は東京会場85名、大阪会場95名、関係者30名の合計210名であった。アンケート回収は東京会場85.9%、大阪会場85.3%、全体で85.6%であった。
また、実務委員より大阪会場での受付方法、会員発表者の写真撮影等について意見交換があり、来年度以降の改善すべき事項とした。
(2)実務実習薬学生受入状況について
平成28年度の実習は2月28日現在の状況を報告する。ガイドラインに沿った研修内容となっていること及び来年度より報告用紙を改定することを報告する。
(3)正副会長・委員長会議報告
平成28年度事業報告(案)、平成29年度事業計画(案)及び検討された事項を報告し、実務委員の意見を基に最終(案)とする。
第40回理事会の開会挨拶は藤村副会長、閉会挨拶は竹村副会長、平成28年度事業報告及び平成29年度事業計画報告は小口副会長にお願いすることとする。
40周年記念講演会の司会は川守田委員長、閉会挨拶は藤村副会長にお願いすることとする。
「検討事項」
(1)平成29年度活動方針について
来年度の活動方針について、今年度フォーラムのアンケート等を参考に協議をした。
本日検討したことを各委員持ち帰り、具体的活動内容について次回以降の課題とすることとした。
(2)卸勤務薬剤師会ホームページメンテナンス担当について
平成29年4月~9月 メディセオ(万波氏)
平成29年10月~平成30年3月 アステム(二宮氏)
(3)40周年祝賀会記念品について
事務局より、前回会議にて記念品候補になったマカロンについて見積書に基づき説明があり、協議した結果マカロンを記念品とすることとなった。本体へのイラスト印刷は高価となるため、本体への印刷ではなく、包み紙等へのイラスト印刷を検討し来月の会議に諮ることとなった。
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4・12 | 平成29年度 第1回正副会長会議 第1回常任理事会 |
平成29年度 第1回正副会長会議
【報告事項】
平成28年度フォーラム及び平成28年度実務実習薬学生受入状況について、資料に基づき事務局より報告があった。
【議 題】
議題1.平成28年度事業報告(案)の検討
平成28年度事業報告(案)について、常任理事会の事前打合せと各項目の内容確認を実施した。
議題2.平成28度収支決算(案)の検討
平成28年度収支決算(案)について、収支各項目を精査した。
議題3.平成29年度事業計画(案)の検討
平成29年度事業計画について、各項目の内容確認を実施した。
議題4.平成29年度事収支予算(案)の検討
平成29年度予算(案)を検討した。
議題5.役員の改選について
平成28年度第39回理事会以降に就任された、常任理事、理事の確認と役員退任と新任役員候補について検討した。
議題6.フォーラムについて
平成29年度の会場は、東京会場を長井記念ホールへ、大阪会場を大阪コロナホテルへ変更することを確認した。
議題7.実務実習薬学生受入について
今年度より、実習受入報告用紙の変更について確認した。
議題8.表彰及び顕彰予定者について
平成28年度表彰者及び顕彰者を認定した。
議題9.40周年記念講演会について
創立40周年記念事業として開催される40周年記念講演会について、プログラムに基づき詳細を検討した。
議題10.第50回日本薬剤師会学術大会「卸分科会」について
日薬学術大会の中で開催予定の「卸分科会」について、進捗状況を報告した。
議題11.平成29年度第2回常任理事会日程について
10月開催予定の第2回常任理事会開催日について協議し、10月12日及び10月18日を開催候補日として、常任理事会に諮ることとした。
議題12.「第1回医療用医薬品の偽造品流通防止のための施策のあり方に関する検討会」について
3月29日に開催された検討会について、傍聴をした小口副会長より資料に基づき検討会の開催要綱及び今後のスケジュール等の説明があった。
平成29年度 第1回常任理事会
【報告事項】
報告1.平成28年度フォーラムについて
平成28年度フォーラムの収支報告、東京会場及び大阪会場の参加者の詳細、アンケートの内容、講演及びブロック会員発表の評価を事務局より報告があった。
報告2.実習等薬学生受入報告について
4月7日現在の受入れ状況、問題点及び意見等の報告が事務局よりあった。
報告3.その他
1.平成28年度卸勤務薬剤師会の運営結果
2.都道府県薬剤師会と各エリアでの関係強化対策の状況
3.薬学生卸見学実習等について、薬学教育協議会及び日本薬剤師会に集計結果を報告することについて
4.支部における平成28年度の継続研修の実施テーマについて
5.平成27年度卸勤務薬剤師会主催の研修会及びフォーラムの運営結果
6.日本薬剤師会への協力
(1) 平成28年度日本薬剤師会卸薬剤師部会研修会について
(2) 第49回日本薬剤師会学術大会の報告
7.実務委員会活動
会員より要望があった「毒・劇物事故対応マニュアル」作成・配布について
8.DI実例の月別ブロック別収集について
9.日本医薬品卸売業連合会、特に薬制委員会との連携強化等について
10.平成28年度収支決算報告等について
【議 題】
議題1.平成29年度理事会及び記念講演会について
1.平成29年度事業計画(案)について
事務局より、平成29年度は卸勤務薬剤師の自己研鑽のため、会員の実務に即したフォーラムを開催し、より一層の充実と、行政や薬剤師会等との連携を強化した活動を実践していく。なお、本年は創立40周年記念行事として記念講演会を開催することとし、従来の研修会は開催しない。また、引き続き日本医薬品卸売業連合会(特に薬制委員会)と連携を強化していくとの報告があった。
(1)平成29年度卸勤務薬剤師会の運営
(2)都道府県薬剤師会と各エリアでの関係強化対策
(3)薬学生実務実習について
ガイドラインに沿った薬学生の教育を中心に活動いただき、受入人数、依頼先及び教育内容他を新規フォーマットにて報告してもらう。
(4)支部における継続研修の充実
平成29年度継続研修のテーマ
① 抗がん剤 ②リウマチ ③アンチドーピング
④ 地域包括ケア ⑤てんかん ⑥パーキンソン病
各支部においては上記テーマを中心に適宜選択し、JGSPに規定されている卸勤務薬剤師会の継続研修訓練年間10時間以上(卸勤務薬剤師会等の外部研修も含む)をクリアするようにお願いする。
(5)卸勤務薬剤師会主催の40周年記念講演会及びフォーラムの運営について
① 40周年記念講演会(案)
平成29年5月12日(金)15:00~16:40 大手町サンケイプラザ
「 薬剤師のための法的知識の基礎
~対人業務にかかる裁判事例を参考に~」
中外合同法律事務所 弁護士 薬剤師 赤羽根秀宜 氏
② フォーラム(案)
東京会場 平成30年2月15日(木) 長井記念ホール
大阪会場 平成29年2月16日(金) 大阪コロナホテル
平成29年度 会員発表ブロック
甲信越ブロック、中国ブロック、北海道ブロック
今回も会員発表の後、グループディスカッションを行うこととする。
また、最終打合せを1月19日に実施する。
(6)日本薬剤師会への協力
①日本薬剤師会卸薬剤師部会研修会の開催(12月14日予定)
②第50回日本薬剤師会学術大会(東京都)で「これからの医薬品卸の流通について」をテーマに分科会が開催されることとなり、卸勤務薬剤師会として協力する。
平成29年10月8日(日)~9日(月・祝)
卸分科会:平成29年10月8日(日)14:00~16:00
(7)実務委員会活動について
本年開催の卸勤務薬剤師会創立40周年記念事業において、実務委員を中心に記念行事等を企画運営する。また、会員が広く使える資料やマニュアルについても検討する。
(8)DI関係
昨年度と同様に各ブロック年1回2例収集とする(東京ブロックのみ年2回4例)。キーワード検索の為、投稿時にキーワードの添付をお願いする。
(9)日本医薬品卸売業連合会(特に薬制委員会)との連携強化について
今年度も薬制委員会との情報共有や課題解決に向け連携強化します。ガイドラインにそった薬学生実務実習の受入、PIC/S-GDPとJGSPの比較及び内容の確認と整理について連携していく。
2.収支予算(案)について
平成29年度収支予算(案)を計上する。
3.役員の改選について
平成28年度第39回理事会以降に就任された常任理事、理事の確認と役員の退任及び新任役員候補について確認した。
4.フォーラムについて
平成29年度は、東京会場を長井記念ホールに大阪会場を大阪コロナホテルに変更することを連絡した。
5.実務実習薬学生受入について
今年度より、実務実習受入協力報告書のフォーマットを変更することを連絡した。
議題2.平成27年度表彰者及び顕彰者の選考について
ブロックより推薦があった表彰者について、全員が承認された。
議題3.第50回日本薬剤師会学術大会「卸分科会」について
木俣会長より、10月開催の第50回日本薬剤師会学術大会での「卸分科会」について進捗状況の説明があった。また、4月17日開催の日薬卸薬剤師部会にて詳細を決めるとの報告があった。
議題4.平成29年度第2回常任理事会日程について
10月に開催される第2回常任理事会日程について協議をし、10月18日に開催することとした。
議題5.「第1回医療用医薬品の偽造品流通防止のための施策のあり方に関する検討会」について
3月29日に開催された検討会について、検討会構成委員である一條常任理事より、検討会での議論及び今後のスケジュール等について報告があった。
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4・14 | 第1回実務委員会 |
【報告事項】
報告1.平成28年度フォーラムについて
東京会場、大阪会場の参加者の詳細について事務局より報告し、講演及び会員発表の講評についてアンケート集計を報告する。
報告2.平成29年度理事会資料の事業報告、事業計画等について
平成28年度事業報告(案)、収支予算報告(案)、平成29年度事業計画(案)及び収支予算(案)等の報告があった。
【検討事項】
議題1.「創立40周年記念事業」について
創立40周年記念講演会プログラム(案)及び創立40周年祝賀会次第(案)に基づき、時間配分並びに各委員の任務分担役割等を協議した。創立40周年祝賀会の司会は二宮副委員長に依頼することとした。
その後、祝賀会にて予定しているアトラクションについて、各パートに分かれ内容の整理を行った。(時間内に作業が終了しなかったため、今後はメール等で調整することとした)
議題2.40周年記念講演会の「読者の広場」担当依頼者について
アスティス、ティーエスアルフレッサ、四国アルフレッサ、明祥の出席者から2名にお願いすることとした。
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4・21 | 平成28年度会務及び会計監査 |
平成28年度収支結果及び事業内容について監査、問題なく了承された。
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5・12 | 第40回理事会 (於 大手町サンケイプラザ) |
理事会構成員 55名中 49名出席
藤村副会長による開会宣言に引続き、木俣会長の主催者挨拶が行われ、会則第16条に基づき木俣会長を議長として平成29年度理事会を開催した。
冒頭、議長より議事録署名人として関東ブロック 半田和明氏(常任理事)並びに三重県支部 稲葉佳久氏(理事)が指名され異議なく選出された。
【報告事項】
以下の3議案について報告が行われ、すべて承認された。
報告第1号(事業報告)
平成28年度事業報告が小口副会長から報告された。
平成27年度の活動は卸勤務薬剤師の自己研鑽のための「フォーラム及び研修会の充実」と「日本薬剤師会及び日本医薬品卸売業連合会、特に薬制委員会との連携強化」及び「実務実習薬学生の受入協力におけるガイドラインと留意点(以下「ガイドライン」)を遵守した薬学生の教育等に取り組んだ。
以下に、平成28年度事業計画に関しての取組結果を報告する。
1. 卸勤務薬剤師会の運営
平成28年度は正副会長・委員長会議を5回、実務委員会を7回、常任理事会を2回、フォーラム会員発表ブロック打合せ会議を1回開催し積極的な検討、企画、立案及びその展開を行った。
2. 都道府県薬剤師会と各エリアでの関係強化対策
第2回常任理事会において、各ブロック及び支部における活動状況が報告され、薬剤師会の行事や災害対策の講習会に参加している支部もあり、積極的に活動している。
また、研修会で行政から薬事・薬務関連の講演をいただき連携を深めている支部が多数ある。
3. 薬学生実務実習について
平成27年度より「ガイドライン」に沿った内容で実施し、卸での実務実習の講義内容と参加人数の報告を受け、集計結果を薬学教育協議会事務局及び日本薬剤師会に報告した。
4. 支部における継続研修の充実
平成28年度継続研修のテーマ
① 認知症 ②在宅医療 ③ワクチン ④再生医療 ⑤診療報酬
⑥疼痛治療 ⑦呼吸器疾患 各支部においては上記テーマを中心に適宜選択し、支部選択テーマと併せて研修会が実施された。エリアによりブロックでの開催が難しく、支部単位で開催しているケースや複数支部と合同で開催しているケースもあり、年間の研修時間を意識した活動となっている。
ブロックで開催している研修会は、主に会員の情報共有や卸勤務薬剤師として意識の向上を目指した内容となっている。
5. 卸勤務薬剤師会主催の研修会及びフォーラムの運営
(1) 研修会
平成28年5月13日(金)13:00~16:30
大手町サンケイプラザに於いて46支部より会員117名、関係者24名と併せて合計141名の出席者にて開催した。
① 「 がん薬物療法に病院薬剤師・薬局薬剤師はどのように関わるか」
(一社)日本病院薬剤師会専務理事
(一社)日本臨床腫瘍学会理事長 遠藤一司先生
② 「医薬品産業政策の現状と課題」
厚生労働省医政局経済課長 大西友弘先生
(2) フォーラム
平成28年度もフォーラムを2月9日(木)、2月10日(金)に東京・大阪の両会場に於いて、40支部から東京会場85名、大阪会場95名、設営関係者等30名と併せて210名の参加者にて開催した。
講演「 公正競争規約と卸公取協について 」医療用医薬品卸売販売業公正取引協議会阿部政宏先生の後、「 地域における卸勤務薬剤師の活動について」をテーマに会員発表(東海、近畿、関東 各ブロック)が行なわれた。会員発表の後、参加者を8~9名のグループに分け、グループディスカッションとグループ発表を実施した。
6. 日本薬剤師会への協力
(1) 日本薬剤師会卸薬剤師部会研修会
平成28年12月7日(水)に実施。参加者は卸勤務薬剤師とその他合計113名の出席者にて開催された。
① 「地域包括ケアシステムを踏まえた今後の“かかりつけ薬剤師・薬局”」 日本薬剤師会 副会長 森昌平
② 「医療ICTの進展について マイナンバー制度・薬剤師HPKI・日薬版電子お薬手帳」
日本薬剤師会 副会長 田尻泰典
(2) 学術大会への参加
第49回日本薬剤師会学術大会(愛知県名古屋市)への参加。
開催期日:平成28年10月9日・10日
「DI活動と薬剤師」題し卸分科会が開催された。『月刊卸薬業』11月号に「学術大会聴講報告」を掲載した。
7. 実務委員会活動
「毒・劇物事故対応マニュアル」を作成して、会員各位に配布するとともに、勤薬ホームページに掲載し毒・劇物に関わる社員も携帯できるようにした。
8. DI関係
平成28年度DI実例のブロック別収集は、昨年と同様に各ブロック年1回2例収集を依頼しており、各ブロックに協力いただき順調に収集することができた(東京ブロック年2回4例収集)。
9. 日本医薬品卸売業連合会(特に薬制委員会)との連携強化
平成27年4月に通知された「ガイドライン」を遵守した薬学5年生の実務実習の教育を実施した。JGSP(GDP国際整合性化対応版)について、概要・骨子の整理等について連携した。
報告第2号(収支決算報告)
平成28年度収支決算について事務局から報告が行なわれた。
1. 収入:会員は前年度より21名増え1,947名から会費を徴収し、1,168万2,000円を計上した。
また、平成28年度も卸連合会から助成金550万円、日本薬剤師会からフォーラムへの協賛金50万円、研修会関係の事業収入148万5,000円を計上し、前期繰越金808万7,965円を加え当期収入合計として2,805万5,437円となった。 2. 支出:予算は事業費で1,166万円を予定したが、決算額として、1,003万2,534円で162万7,466円のマイナスであった。また、人件費を含む管理費は1,056万2,444円となった。40周年記念事業は現在の積立金額400万円で開催可能と判断し、当初予定していた100万円は支出しなかった。支出合計は、2,059万4,978円で次期繰越金金746万459円は次年度の会費納入までの4月から6月の運営資金に充当するとの報告があった。会費納入状況と活動費実績も報告された。
報告第3号(監査報告)
柘植監事より平成29年4月21日(金)に山口監事と柘植監事が監査を実施し、適正であった旨の報告があった。
【協議事項】
以下の3議案が上程され、全て原案通り承認された。
議案第1号(事業計画案)
平成29年度事業計画案が小口副会長から上程された。
平成29年度は卸勤務薬剤師の自己研鑽のため、実務に即したフォーラムのより一層の充実と、行政や薬剤師会等との連携を強化した活動を実践する。
なお、本年は創立40周年記念事業として記念講演会を開催することとし、従来の研修会は開催しない。また引き続き卸連合会(特に薬制委員会)との連携を強化する。
1. 卸勤務薬剤師会の運営
平成29年度は理事会を1回、常任理事会を2回、正副会長・委員長会議を5回、実務委員会を6回、フォーラム会員発表ブロック打合せを1回開催予定し積極的な検討、企画、立案及びその展開を行う。
2. 都道府県薬剤師会等と各エリアでの関係強化対策
各ブロック及び支部に於ける薬剤師会との連携強化は、平素から念頭においた活動をお願いする。更に行政と良好な関係を構築していくようお願いする。
3. 実務実習薬学生の受入協力報告について
卸勤務薬剤師会として「ガイドライン」に沿った薬学生の教育を推奨し、教育内容、依頼先及び受入人数を新規フォーマットにて報告いただき、事務局より日本薬剤師会、薬学教育協議会に報告する。
4. 支部における継続研修の充実
平成29年度継続研修のテーマとして
① 抗がん剤 ②リウマチ ③アンチドーピング ④地域包括ケア
⑤てんかん ⑥パーキンソン病 の6項目を取り上げた。
各支部においては各テーマを中心に適宜選択し、JGSPに規定されている、卸勤務薬剤師の継続教育訓練年間10時間以上(卸勤務薬剤師会等の外部研修も含む)をクリアするように研修の実施をお願いする。
5. 卸勤務薬剤師会主催の40周年記念講演会及びフォーラムの運営
(1) 創立40周年記念講演会
平成29年5月12日(金)15:00~16:40 大手町サンケイプラザに於いて次の講演にて実施する。
「薬剤師のための法的知識の基礎
~対人業務にかかる裁判例を参考に~」
中外合同法律事務所 弁護士 薬剤師 赤羽根 秀宜先生
(2) フォーラム(案)
平成29年度も東京・大阪の2会場にてフォーラムを実施予定。
東京会場 平成30年2月15日(木) 長井記念ホール
大阪会場 平成30年2月16日(金) 大阪コロナホテル
平成29年度 会員発表3ブロック
甲信越ブロック 中国ブロック 北海道ブロック
今回も会員発表の後、参加者によるグループディスカッションを行う。また、今年度の会員発表は発表内容を実務委員会で調整し、最終打合せ会議を1月19日(金)に実施する。
6. 日本薬剤師会への協力
(1) 日本薬剤師会卸薬剤師部会研修会
平成29年度も卸勤務薬剤師対象の卸薬剤師部会研修会を12月15日(金)スクワール麹町(四ツ谷)において開催を予定している。
(2) 学術大会への協力
第50回日本薬剤師会学術大会(東京都)で卸勤務薬剤師を中心に「これからの医薬品卸の流通について」(案)をテーマに分科会が開催されることとなり、卸勤務薬剤師会としても協力していく。
平成29年10月8日(日)~9日(月・祝)
卸分科会:平成29年10月8日(日)14:00~16:00
7. 実務委員会活動
本年開催の卸勤務薬剤師会創立40周年記念行事において実務委員が中心となり、記念行事を企画する。また、会員が広く使える資料やマニュアルについても検討する。
8. DI関係
平成29年度DI実例の月別ブロック別収集割当は、昨年度と同様に各ブロック年1回2例収集とする。(東京ブロック年2回で4例収集)
キーワード検索の為、投稿時にキーワードの添付をお願いする。
9. 日本医薬品卸売業連合会(特に薬制委員会)との連携強化
平成29年度も薬制委員会との情報共有や、課題解決に向けて連携強化する。「ガイドライン」に沿った薬学生実務実習の受け入れ、PIC/S-GDPとJGSPの比較及び内容の確認と整理を連携して行う。
議案第2号(収支予算案)
平成29年度予算編成方針並びに収支予算案が事務局より上程された。
1. 基本方針:本会組織の活性化および会員の資質向上をはかるための施策を基盤として予算編成する。
2. 収入:会費として1,146万円、卸連合会から助成金550万円、日本薬剤師会からフォーラム助成金50万円、事業収入150万円とし、特定預金取崩収入として400万円と前期繰越金を加え総合計3,043万459円を計上する。
3. 支出:今年度は事業費として昨年度決算額を勘案して、1,566万円及び管理費として995万円を計上する。今年度より退職慰労金の引当預金20万円が発生し、予備費として100万円を計上する。平成29年度の支出合計2,681万円となり、次年度への繰越金は362万459円となり支出合計3,043万459円を計上する。
議案第3号(役員の改選について)
木俣会長が退任され師尾会長に、髙橋副会長が退任され石原副会長がそれぞれ就任した。
関東ブロックの小川常任理事が退任され、半田常任理事に、中国ブロックの田坂常任理事が退任され、山脇常任理事が就任した。また、常務理事には朝枝事務局長が就任した。理事は、昨年の理事会後に交代があった理事を新任として資料に掲載しているとの報告があった。
竹村副会長より、会則第16条に基づき木俣前会長を顧問に推挙したいとの提案があり、提案どおり顧問に就任した。
【連絡事項】
連絡第1号(実務実習薬学生受入報告について)
今年度より、実務実習薬学生受入報告書のフォーマットが変更になることの報告があった。
以上、理事会の議事は全て議了し、竹村副会長の閉会宣言によって理事会を終了した。
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5・12 | 平成28年度表彰式 |
【表彰者】
北海道 長江 房美 (スズケン)
東 北 高梨 正晴 (マルタケ)
東 京 久海東 計明 (酒井薬品)
関 東 澤野 公子 (中北薬品)
甲信越 井筒 以久子 (マルタケ)
北 陸 五十嵐 久美 (明祥)
東 海 丸山 勲 (メディセオ)
近 畿 南 恵子 (メディセオ)
中 国 要田 裕章 (セイエル)
四 国 松下 悦子 (よんやく)
九 州 江里 元昭 (アトル)
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7・7 | 第2回正副会長・委員長会議 |
【検討事項】
1. 平成29年度第2回常任理事会討議テーマについて事務局より以下の(案)を提示し、追加テーマ等検討した。
(1)平成29年度事業計画の中間報告(副会長より報告)
(2)各ブロック長よりブロック活動状況の報告
2. 平成29年度フォーラム講演者・会員発表選定及び内容について
フォーラム講演者及び今年度会員発表3ブロックのテーマ・内容について検討した。講演者については、候補者を一人に絞り込むことができず実務委員会にて協議することとした。また、会員発表においてもテーマ・内容について実務委員会にて再度協議することとした。
3. 日本薬剤師会第50回学術大会卸分科会について
平成29年10月8日、東京都で開催される日薬学術大会における卸分科会
「これからの医薬品卸の流通について」進捗状況の報告があり、本会として当日の参加要請も含め今後の対応について検討した。
【基調講演】「偽造医薬品について(仮題)」
金沢大学名誉教授研究員 木村和子氏
<シンポジスト>
厚生労働省医薬・生活衛生局 薬事企画官 紀平 哲也氏
(医薬・生活衛生局総務課医薬情報室長併任)
(一社)日本医薬品卸売業連合会 薬制委員会委員長 一條 宏氏
(公社)日本薬剤師会 副会長 森 昌平氏
なお、座長は木俣博文氏(日薬)と貞松直喜氏(都薬)が担当する。
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7・7 | 第2回実務委員会 |
師尾会長の開催挨拶に続いて、浅野委員に会長より実務委員委嘱状が手渡された。
【報告事項】
1. 平成29年度「創立40周年記念講演会」収支報告
平成29年5月12日(金)第40回理事会後に開催した講演会の収支について事務局より報告があった。来年度は従来の研修会として、平成30年5月11日(金)の理事会終了後に、大手町サンケイプラザにて開催予定である。
2.平成29年度卸連合会総会・理事会報告
卸連合会総会委員会報告資料より、薬制委員会の平成28年度事業報告について報告があった。また、卸連合会役員選任についても名簿等、資料に基づき報告があった。
3.「医療用医薬品の偽造品流通防止のための施策のあり方に関する検討会」報告
本年1月、C型肝炎治療薬の偽造品が、卸売業者や薬局を通じて患者に提供された事案を踏まえ、計4回にわたり開催された検討会において発出された「中間とりまとめ」について報告があった。また、7月中旬には意見公募手続きが開始されるとの報告があった。
【検討事項】
1.平成29年度フォーラム会員発表選定及び内容について
3ブロックの各支部から会員発表のタイトル(案)が複数題あり、各支部で同様な内容のものがなく、甲信越ブロック(長野県支部)「夜間・休日・薬剤師不在時の麻薬・管理品等の対応」、北海道ブロック(北海道支部)「卸売業許可の得意先への開示について」に決まった。北海道ブロック会員発表については、卸売販売業者及び薬局における記録管理の徹底について(平成29年2月16日付薬正総発0216第1号)が発表の中心になるということから、事務局より、再度タイトルも含め内容等について確認することとした。
中国ブロック(岡山県支部)会員発表は、実務実習薬学5年生受入についての取り組みがテーマだったため、事務局より実務実習の今までの経緯及び現在の状況を伝えてもらい再度検討することとした。また、今年は次回実務委員会までに各ブロックより発表内容の概要を提出してもらうこととした。
2.平成29年度フォーラム講演者について
何人かの候補に絞って検討したが、講演者については決定に至らなかった。今後事務局を中心に交渉を進めることとした。
3.日薬第50回学術大会卸分科会「これからの医薬品卸の流通について」
分科会概要書に基づき目的・趣旨、プログラム等について報告があり、当日の参加要請も含め、今後の本会として対応を検討した。
4.平成29年度実務委員会活動について
会員が広く使える資料等について検討した結果、前年度フォーラムにおいて要望があったSDS検索アドレス一覧作成を委員会活動として進めることとした。また、会員にホームページをもっと活用してもらえるように検討していくこととした。
5.その他
事務局より、今後の「フォーラム」「研修会」においての受講料を振込にて処理をしたいとの提案があった。協議の結果、提案どおり了承された。
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9・8 | 第3回実務委員会 |
【報告事項】
1.実務実習薬学生の受入に関して
実務実習薬学生の第1期受入状況(9月1日現在)について、報告支部45支部で受入学生数3,677名、そのうち、各都道府県薬剤師会よりの実習依頼が35支部であったことを報告した。
【検討事項】
1.平成29年度フォーラムについて
プログラム案に基づき、当日の司会及び座長の選出等について協議した。また3ブロックより提出された会員発表要旨について内容の確認を行った。
その他、開催案内、参加申込方法、グループディスカッション時間配分等について検討した。本件について、次回の正・副会長会議で再度検討することとした。
2.平成30年度研修会について
平成30年5月11日(金)、大手町サンケイプラザにて開催予定の研修会について、講師を含め内容等を検討した。詳細については、次回の委員会で再度検討することとした。
3.今年度の活動について
昨年度のフォーラムにおいて要望のあったSDS検索アドレス作成について、各委員が作成した資料に基づき検討した。今年度中にホームページにアップできるよう作業を進めることとした。
4. 卸勤務薬剤師会ホームページについて
現在、本会ホームページのメンテナンス担当会社より、現状の運用にかかるコスト及び容量等の説明を受け、今後どのようにホームページを改善していくか協議した。10月末までに改善点の要望を担当会社に提出し、次回の委員会までに変更案を数種類作成してもらい検討することとした。
5.その他
卸勤務薬剤師会ホームページ担当幹事について、平成29年10月~平成30年3月を二宮副委員長とすることを決めた。
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10・18 | 第3回正副会長会議 第2回常任理事会 |
平成29年度 第3回正副会長会議
平成29年度第2回常任理事会に先立ち正副会長会議を開催し、平成29年度卸勤務薬剤師会事業計画における中間報告等の討議事項について検討した。
会議内容・検討事項
1.平成29年度事業計画の中間報告について
事業計画各項目に関して協議をし、進捗状況を確認した。
2.平成30年度第1回常任理事会の日程について
来年度、第1回常任理事会開催候補日を平成30年4月11日(水)、12日(木)、19日(木)とし、常任理事会へ諮ることとした。
3.平成29年度フォーラムについて
本年度より、受講料を銀行振込とし受付時の業務軽減を図ることとした。
4.平成30年度研修会について
来年度の研修会について、例年通りの研修会を平成30年5月11日(金)に大手町サンケイプラザにおいて開催することを確認し、講師について協議をした。講師については、次回正副会長会議及び実務委員会において決定することとした。
平成29年度 第2回常任理事会
常任理事会では師尾会長の開会挨拶、新任の山脇常任理事より挨拶の後、平成29年度事業計画の中間報告及びブロック活動報告、平成29年度フォーラム等について協議を実施した。
会議内容・報告事項
平成29年度事業計画の中間報告及び検証(報告 竹村副会長)
1.卸勤務薬剤師会の運営
正副会長・委員長会議及び実務委員会等について開催状況を報告した。
2.都道府県薬剤師会と各エリアでの関係強化対策
討議の時間で各ブロックより状況報告を依頼した。
3.実務実習薬学生受入報告について
平成29年9月30日現在の報告集計及び問題点を討議した。
4.支部における継続研修の充実
平成29年9月30日現在の継続研修テーマの支部選定状況、各都道府県での活動内容を報告した。
5.卸勤務薬剤師会主催40周年記念講演及びフォーラムの運営
(1)40周年記念講演会
平成29年5月12日(金)15:00~16:40 大手町サンケイプラザにおいて以下の講演を実施した。
「 薬剤師のための法的知識の基礎
~対人業務にかかる裁判例を参考に~」
中外合同法律事務所 弁護士・薬剤師 赤羽根 秀宜 先生
40周年記念講演会の収支報告と出席者のエリア別、企業別の状況を報告した。平成30年度研修会は、平成30年5月11日(金)大手町サンケイプラザに於いて開催することを報告した。
(2)フォーラム
平成29年度は東京・大阪の2会場にてフォーラム実施を予定している。
東京会場 平成30年2月15日(木) 長井記念ホール
大阪会場 平成30年2月16日(金) 大阪コロナホテル
講演は、北海道大学病院 笠師久美子副薬剤部長に「(仮)観るスポーツから支えるスポーツへ ~アンチ・ドーピングのための理解~」のタイトルで講演依頼している。会員発表ブロック(甲信越、中国、北海道)の発表タイトル及び発表者も決まり、テーマは「地域における卸勤務薬剤師の活動について」とした。
6.日本薬剤師会への協力
(1)日薬卸薬剤師部会研修会
平成29年12月15日(金)13:20~16:50スクワール麹町に於いて開催予定。
演題並びに講師
① 「日本薬剤師会の現状と課題」(仮題)
日本薬剤師会副会長 石井 甲一
② 「あい、きぼう、これからの医療と薬剤師」(仮題)
日本薬剤師連盟副会長 本田 あきこ
③ 「九州北部豪雨をはじめとした
災害時における薬剤師支援活動について」(仮題)
日本薬剤師会副会長 田尻 泰典
(2)日本薬剤師会学術大会への協力
第50回日本薬剤師会学術大会(東京都)で「これからの医薬品卸の流通について ~安全・安心・確実な流通を目指して~」をテーマに卸分科会が開催された。
【座長】
木俣博文 日本薬剤師会理事
貞松直喜 東京都薬剤師会理事
【基調講演】
木村和子 金沢大学特任教授
「グローバルな偽造医薬品問題と対策」
【演者】
紀平哲也 厚生労働省医薬・生活衛生局薬事企画官
一條 宏 日本医薬品卸売業連合会薬制委員会委員長
森 昌平 日本薬剤師会副会長
フロアからの質問も交えて忌憚のない意見交換が行われ、盛況で有用な分科会であったことを報告した。
7.実務委員会活動
昨年度フォーラムにおいて会員から要望があった、SDS検索ドレスを作成し、今年度中にホームページへアップする予定であることを報告した。
8.DI関係
月別、ブロック別の収集は割当に沿って確実に収集されている旨報告した。
9.卸連合会(特に薬制委員会)との連携強化
本会より、薬制委員会へ担当理事をはじめ委員長、委員3名を役員から派遣し活動している。また現在、6月21日に「医療用医薬品の偽造品流通防止のための施策のあり方に関する検討会」からの中間とりまとめを踏まえて、改正された「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保に関する法律施行規則」等について確実に実施する必要があることから、連合会会員構成員企業薬事管理部門責任者への現時点での実態調査を開始したことを報告した。
10.平成29年度上半期収支決算報告
9月30日時点の上半期収支決算書により、進捗状況、会費納入状況、活動費申請状況を報告した。会員数が前年に比べ21人減ったことを報告した。
会議内容・協議事項
協議事項(進行 師尾会長)
1.各ブロック活動の報告発表
総会・理事会及び研修会の開催状況について、それぞれの問題点等協議を実施した。特に研修会はエリアの関係等で支部単位の開催のみとなるブロック、毎年ブロック単位で開催する研修会が中心になるブロックがあり、各ブロックとも工夫をして研修会を開催していることがわかった。
また、都道府県の薬務課等から講師を招き、薬務行政、診療報酬制度改定や麻薬及び向精神薬取締法の改正等講演いただき、行政と連携を取っている支部が多数あった。
2.平成30年度第1回常任理事会開催日程について
平成30年度第1回常任理事会は、平成30年4月19日(木)13:30~16:00卸連合会会議室において開催することとなった。
3.平成29年度「フォーラム」について
プログラム(案)に基づき、事務局より講演及びブロック会員発表について説明があり、内容・時間配分等について協議をした。今年度より、受講料の徴収を銀行振込にすることが事務局より提案され、提案の通り了承された。また、来年1月19日(金)に「フォーラム」打合せを兼ねたブロック会員発表の予演会を実施するとの連絡があった。
4.平成30年度「研修会」について
事務局より平成30年度「研修会」は、平成30年5月11日(金)、大手町サンケイプラザにおいて従来通りの研修会を開催予定であるとの連絡があった。現在講師依頼者を協議中であり、各ブロックから適任者がいたら紹介してほしいとの依頼があった。
5.その他
一條常任理事より、10月5日に公布された医薬品医療機器法施行規則等の一部改正省令の施行について、省令改正に至る今までの経緯及び10月19日より再開される検討会で議論される内容等について報告があり、今後の卸勤務薬剤師会としての対応を協議した。
6.意見交換
1)DI実例収集の見直しはできないか
年間2例のDI実例収集なので、各社本社での対応協力も含め提出できないか検討していただくこととなった。
2)商品パッケージの改善について
今までの包装改善要望の経緯を確認し、今回の偽造医薬品検討会後半の議題にもなっていることから、日本医薬品卸売業連合会(業務システム委員会)で検討してもらい日本製薬団体連合会、日本製薬工業協会等に働きかけることとした。
3)返品ルール及び各都道府県麻薬協会の存在について
返品ルールについても偽造医薬品流通防止の観点から、今後検討会にて協議される問題であるため、日本医薬品卸売業連合会及び医療用医薬品卸売業公正取引協議会と連携をして検討していくこととした。
各都道府県麻薬協会の存在については、各ブロック常任理事が存在を把握している都道府県については報告していただいた。また、引き続き情報が必要な場合については事務局にて調査することとなった。
常任理事会での報告と協議が終了し、閉会となった。
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12・14 | 第4回正・副委員長会議 第4回実務委員会 |
平成29年度 第4回正副会長、委員長会議
検討事項
1.平成29年度フォーラムについて
平成29年度フォーラムプログラム(案)に基づき、東京会場・大阪会場の役割分担を決めた。
2.平成30年度継続研修テーマについて
過去10年間の継続研修のテーマに基づき、平成30年度継続研修テーマについて検討した。医薬品業界の動向も踏まえ、改めて実務委員会で検討することとした。
3.平成30年度会議日程について
正副会長委員長会議の日程を調整した。平成30年度第1回常任理事会は(平成30年4月19日)、第2回常任理事会は第1回常任理事会で日程調整することとなった。
4.平成30年度研修会について
平成30年度研修会プログラム(案)に基づき、講師等について検討をした。講師及び役割分担については、改めて実務委員会で検討することとした。
平成29年度 第4回実務委員会
報告事項
1.薬制委員会関連
厚生労働省より、10月5日に公布された「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律施行規則の一部を改正する省令等の施行にについて」資料に基づき報告があった。
またその後に薬制委員会で実施した、偽造薬流通防止対応状況実態調査集計結果、改正省令等の説明会及び第6回医療用医薬品の偽造品流通防止のための施策のあり方に関する検討会について報告があった。
小口・石原両副会長より、12月11日に開催された改正省令等説明会について及び1月末施行にあたってのスケジュール等について報告があった。
2.日本薬剤師会卸薬剤師部会研修会について
平成29年12月15日、スクワール麹町にて開催予定の平成29年度日本薬剤師会卸薬剤師部会研修会について報告があった。
3.平成29年度実務実習薬学生受入状況について
平成29年度第2期実務実習薬学生受入状況について、平成29年12月13日現在3,675名(累計7,360名)と報告があった。
検討事項
1.平成29年度フォーラムについて
東京会場・大阪会場の司会及びブロック会員発表の座長を検討し、両日の出席者の確認をした。今回より、受講料を振込みに変更したことで受付業務が簡素化されることの報告があった。当日の詳細な役割分担は、1月19日の実務委員会において検討することとした。
2.平成30年度継続研修テーマの選定について
①診療報酬について ②再生医療 ③臨床検査関連
④セルフメディケーション ⑤脂質異常症 の5項目を選定した。
3.平成30年度会議日程ついて
実務委員会を正副会長委員長会議開催日と同日とし、実務委員会単独の開催日程も決定した。平成30年度フォーラムの日程について、東京会場を平成31年2月7日(木)、大阪会場を8日(金)と決定し、大阪府医薬品卸協同組合事務局へ連絡することとした。
4.平成30年度研修会について
当日の役割分担及び講師等について検討し、司会は川守田委員長、閉会挨拶については石原副会長が担当することとなった。講師については現在候補に挙がっている2名を中心に計画を進めることとなった。
5.実務委員会検討項目
①卸勤務薬剤師会ホームページについて
メンテナンス担当会社より提示された、リニューアルの見積もり及び具体案等について検討した。費用面で執行部の考えと開きがあるので、今後事務局を中心に継続して担当会社と協議することとなった。
②SDS検索アドレス作成について
坂本委員より資料に基づき進捗状況等について報告があり、完成に向けての変更点及びリンクを掲示する会社への許諾方法等を検討した。今後、本日の検討内容を中心に資料をまとめ、各委員で確認することとなった。
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