2012年(平成24年)

年月日 関連会議等 協議・決定等特筆事項
平成24年(2012)
H24・2・17

平成23年度
第7回正副会長、委員長
会議、第6回実務委員会

1.正副会長、委員長会議
報告事項
(1)平成23年度第7回 卸連合会常任理事会の議事報告
カテゴリー別交渉、薬制委員会報告、卸連合会平成24年度事業計画案、災害対策マニュアル作成ガイドライン等。
(2)薬制委員会との意見交換会報告
平成24年1月16日(月)の意見交換会の実施報告。
卸勤務薬剤師会で企画しているフォーラム・研修会への演題依頼等の協力連携や薬学生の卸見学実習の受け入れ問題等で情報交換及び検討を実施した旨。また、今後も継続して連携を図っていくことで相互の了解を得たこと等の報告を実施。
(3)薬剤師の将来ビジョンの策定スケジュールについて
平成24年4月末頃までにビジョン全体の最終版を確定し、5月末頃までに冊子版を作成、都道府県薬剤師会に送付と同時に、日本薬剤師会ホームページに掲載予定。
検討事項
(1)フォーラム関係の最終打ち合わせを実施
(2)平成23年度事業報告(案)平成24年度事業計画(案)
の検討:予算関係では平成23年度の見込みは研修会費がオーバーしたが、当初計画通りに推移予定である。
(3)平成24年度研修会の演題・講師の検討を実施
平成24年度の研修会は理事会後、13時から16時20分まで薬制委員会・安全確保業務検討小委員会による「改訂 卸連モデル・安全管理業務手順書の解説」と明治大学 科学技術研究所 核・原子力工学研究室 勝田忠広准教授による「放射線について」(案)の2題の実施を予定することとした。
1.実務委員会
木俣会長より開会のご挨拶の後、正副会長委員長会議の報告をし、下記の諸課題の討議を行った。
(1)フォーラム関係
実務委員にて、当日のスケジュール及び役割等の最終確認を実施した。
(2)薬学生卸見学実習関係
平成24年1月現在で各支部からの受入報告状況は一期2,179名、二期1,789名三期47名で合計4,015名の状況である。薬制委員会との意見交換会にて討議を実施した旨と、この実情を日本薬剤師会に伝達する方法と受入に際し生じている各種の問題については日本薬剤師会・卸薬剤師部会に委ねることとした。
(3)DI関係の討議を実施
卸DI実例集は最近購入要望も減少し、赤字にて印刷会社より中止要望もあったことより第13集で終了することとした。尚、月刊卸薬業の掲載の「卸DI実例集」は継続実施し、過去の資料と併せて今後の掲載方法等、実務委員会で検討していくこととした。
(4)実務委員会の平成24年度の新事業について
自然災害時の危機管理や対応のため、卸備蓄医療用医薬品やボランティア活動について討議を実施したが、今後、卸の薬剤師でなければ出来ない支援対策を今年度の課題として検討・構築していくこととした。
(5)平成24年度実務委員会開催日について
平成24年度の実務委員会 
             4月12日(木)15:00~17:30
             7月13日(金)15:00~17:30
            12月12日(水)15:00~17:30
      平成25年  2月 8日(金)15:00~17:30
(6)ホームページ担当幹事について
   H24・4月~9月バイタルネット(川守田氏)
   H24・10月~H25・3月中北薬品(白井氏)

2・23(東京会場)
2・24(大阪会場)
平成23年度フォーラム
(於 大手町サンケイプラザ)
(於 薬業年金会館)
 平成23年度フォーラムは、42都道府県から東京会場93名・大阪会場104名設営関係者46名と併せて合計243名の会員・関係者の出席にて開催された。木俣博文会長、日本医薬品卸業連合会の別所芳樹会長、日本薬剤師会の児玉孝会長(東京会場)、日本薬剤師会の藤垣哲彦理事(大阪府薬会長)(大阪会場)にご挨拶を頂いた。別所会長からは日本医薬品卸業連合会の今年度の方針と震災時、卸薬剤師も薬の専門家として活動をしてもらったとの感謝と併せて、卸の薬剤師も薬のプロであり、今後も地域の活動に参画し、卸の価値の上がる活動を期待している旨のご挨拶を頂いた。また、児玉会長、藤垣大阪府薬会長からは今年度の日本薬剤師会の活動方針と震災時の卸の活躍は今回の活動で認識された旨等のご挨拶を頂いた。
大阪府立大学大学院 生命環境学科研究科 獣医学専攻 獣医国際防疫学教授 山﨑 伸二先生より「感染症対策について」、大阪大学大学院 薬学研究科 薬剤学教授 中川 晋作先生より「Cell Delivery Systemによる癌免疫療法の最適化」の講演2題の後、本多実務委員会委員長(東京会場)、石関副会長(大阪会場)の座長で会員発表が行なわれた。今回も「地域における卸勤務薬剤師の活動」をテーマに北海道ブロック、関東ブロック、甲信越ブロック及び中国ブロックから夫々の地域での活動が発表された。"
演題1.「東日本大震災 茨城県内医薬品卸の対応」
関東ブロック茨城県支部
㈱メディセオ 北関東支社 黒川 一氏
演題2.「災害対策と卸勤務薬剤師」
甲信越ブロック長野県支部
「東京会場」東邦薬品㈱松本営業所 清水 俊宏氏
「大阪会場」㈱メディセオ伊那支店 山田 勝章氏
演題3.「国体におけるドーピング防止活動に参加して」
中国ブロック
「東京会場」山口県支部 常盤薬品㈱DIセンター 田坂 照彦氏
「大阪会場」広島県支部 ㈱サンキ薬事情報部 山脇 慶一氏
演題4.「薬剤師養成の一翼を担って
   ~薬学生体験学習(3年次)の受入れを実施して~」
北海道ブロック北海道支部
㈱スズケン薬事管理部 北海道薬事課 福井 美加子氏
今回のフォーラムも多数の参加者の下、盛会裏に終了。
*「フォーラム」の詳細記事は「月刊卸薬業 平成24年4月号」に掲載。
4・12 平成24年度
第1回実務委員会
会議冒頭、野池委員が4月末で実務委員退任されることとなり、後任の木幡氏がオブザーバーとして参加され野池委員、木幡氏より挨拶頂く。
また本年3月末大工原事務局長が退任され、徳久事務局長が新任挨拶をする。
1.報告事項
・平成23年度フォーラムアンケート結果、収支報告
 フォーラムアンケートの各講演のテーマと内容について、評価5と4の集計結果を事務局より報告する。
特別講演1、特別講演2、会員発表とも高評価であった。
コメントに関して、特別講演1.2.は少し難しい部分もあったが、とても興味深い内容でそれぞれ講師の先生の熱心な講演で大変良い講演であり、大変勉強になったとのコメントが寄せられていた。
会員発表については、皆普段の仕事の中で頑張っている様子が見えて良かった。
普段の業務に対して気付かされることや、多くのことを考えさせられて良かったとのコメントが寄せられた。
収支報告では予算オーバーした内容を説明し、平成24年度については次回以降の実務委員会で検討することとした。
・月刊卸薬業フォーラム会員発表記事
月刊卸薬業4月号掲載の記事内容を事務局より紹介した。
・平成23年度薬学生受入状況について
受入学生数1期2,357名、2期2,066名、3期478名合計4,901名の各支部報告(4月12日現在)を紹介する。
本調査状況を日本薬剤師会に投げかけ、薬学生実務実習に関する問題点の検証と対応を検討いただくこととする。
なお、24年度薬学生受入状況調査に関して第1回正副会長会議及び第1回常任理事会で検討することとする。
・平成23年度継続研修実施状況について
各支部より報告いただいた研修実施状況を23年度研修テーマごとに事務局より紹介する。
・平成24年度理事会資料の事業報告、事業計画について
事務局より理事会資料を基に報告する。
特に平成23年度からの懸案事項である「災害時、卸薬剤師でなければできないこと」に関して実務委員会で検討していくこととする。
2.検討事項
・平成24年度研修会役割分担等について
各委員の役割分担表を基に各自の役割を再度徹底する。
平成23年度フォーラムアンケートの要望事項で講演会場に関する内容が多々あり、今回できるだけ要望に応えるべく委員会で検討する。
・「災害時、卸薬剤師でなければできないこと」に関して、研修会開催前に実務委員が集合して意見交換を行うこととする。
・その他
① DI実例集は13集で冊子は終了するので、労力もかかりこれを契機に継続か否か検討していただきたいとの意見が出た。
今後について正副会長会議で検討いただくこととする。
②平成24年度研修会の読者の広場担当会社をバイタルネットと中北薬品にお願いする。
③研修会の終了時間を16:20とする。
④日本薬剤師会学術大会(浜松市)平成24年10月7日~8日参加することとする。
4・13 平成24年度
第1回正副会長会議・
常任理事会
平成24年度第1回常任理事会に先立ち正副会長会議を開催し、平成24年度理事会及び研修会(案)、役員人事について検討した。
常任理事会では木俣会長より開会のご挨拶の後、平成24年度理事会及び研修会の内容確認及び諸課題の討議を行った。
1.正副会長会議
 報告事項
・平成23年度フォーラムアンケート結果・収支報告・会員発表
・平成23年度薬学生受入状況(4月12日現在)
・平成23年度継続研修実施状況(4月12日現在)
・第1回実務委員会(4月12日開催)報告
議案1.平成24年度理事会及び研修会(案)
 平成24年度理事会及び研修会(案)について、常任理事会の事前打ち合わせと各項目の内容及び役割確認を実施する。
 フォーラム収支報告より、費用の面から平成24年度フォーラム東京会場の会場を検討することとした。
議案2.薬学生受入状況
 平成23年度受入状況調査結果をもとに木俣会長から日薬児玉会長に問題提議され、カリキュラムの変更に前向きな発言を頂いた。
 平成24年度も受入調査を実施することとした。
議案3.表彰・顕彰予定者の認定
 会員の表彰について検討を行った。
議案4.実務委員会報告
 DI実例収集に関して勤務薬剤師会の存在証明として、今後も継続して収集し、月刊卸薬業と勤薬HPに掲載する。
卸DI実例集(中和印刷)については、第13集で終了することとした。
1.常任理事会
議案1.平成24年度理事会及び研修会(案)の検討について
(1)平成23年度事業報告(案)について石関副会長より次のような報告があった。
 平成23年度の日本医薬品卸勤務薬剤師会の活動で、特に各ブロックに於ける県薬剤師会等関係団体との連携強化は、今般の大規模震災時に於いても重要性が証明された。
 第2回常任理事会で各ブロックよりブロック会の開催回数や開催テーマ、各種職種団体との連携状況、今回の震災時の問題点や震災後の変化を報告や討議を行った。
 また、薬学生卸見学実習について各ブロックから卸薬学生受入状況を報告いただき、受入時の問題点等課題が浮かび上がってきたため、薬制委員会とも意見交換を実施した結果、日本薬剤師会卸薬剤師部会にて検討してもらうこととした。
 本件に関して木俣会長から、日本薬剤師会児玉会長に状況報告し、児玉会長よりカリキュラムの変更に前向きな意見をもらっていると補足説明がされた。
【報告内容項目】
1.平成23年度・卸勤務薬剤師会の運営結果
2.都道府県薬剤師会と各エリアでの関係強化対策の状況
3.薬学生卸見学実習等の依頼について
4.支部における平成23年度の継続研修の実施テーマ一覧の提示
5.平成23年度、卸勤務薬剤師会主催の研修会及びフォーラムの運営結果
6.日本薬剤師会卸部会研修会・薬剤師の将来ビジョン作成等への協力
(1)平成23年度日薬卸薬剤師部会研修会について
(2)薬剤師の将来ビジョンの作成進行状況
(3)日本薬剤師会への協力結果
7.教育研修管理者制度の見直しについて
8.DI実例の月別ブロック別収集について
9.日本医薬品卸業連合会、特に薬制委員会との連携強化等
10.平成23年度収支決算報告・会費納入状況・活動費使用実績について
4・16 平成23年度監査 ・平成23年度収支結果及び事業内容について監査、問題なく了承された。
5・18 第35回(平成24年度)
理事会
(於 大手町サンケイプラザ)
出席者(敬称略)
会長 木俣博文
副会長 安藤謙治、若狭範隆、竹村秀明、石関理人
理事会構成員57名中48名出席
 安藤謙治副会長による開会宣言に引続き、木俣博文会長の開会挨拶の後、会則第16条に基づき木俣会長を議長として平成24年度理事会を開催した。
冒頭、議長より議事録署名人として関東ブロック 小川健吾氏(常任理事)並びに滋賀県支部 伊勢村敏氏(理事)が指名され異議なく選出された。
議事【報告事項】
以下の3議案について報告が行なわれ、全て承認された。
Ⅰ.報告第1号(事業報告)
 平成23年度事業報告が石関理人副会長から報告された。
 前年度の日本医薬品卸勤務薬剤師会の活動は「都道府県薬剤師会と各エリアでの関係強化対策」、「薬学生卸見学実習の受入」、「支部における教育・研修の充実」、「卸勤務薬剤師会主催の研修会やフォーラムの運営」、「日本薬剤師会卸部会研修会・薬剤師の将来ビジョン作成への協力」、「教育研修管理者制度の見直し」等の教育・研修に関する事項と「DI関係」の情報関係、「日本医薬品卸業連合会、特に薬制委員会との連携強化等」関係団体との関係強化を目指し取り組んだ。着実に進展している事業と問題点や課題が残されている事業があるが、今後も事業活動の充実に努めていくとの報告があった。
1.卸勤務薬剤師会の運営
 平成23年度は正副会長・正副委員長会議を7回、実務委員会を7回、常任理事会を2回開催し、積極的な検討、企画・立案及びその展開が行なわれた。
2.都道府県薬剤師会と各エリアでの関係強化対策
 各ブロックに於ける県薬剤師会等関係団体との連携強化は、今般の大規模震災時に於いても重要性が証明されたところであり、第2回常任理事会に於いて各ブロックより今年度のブロック活動状況の報告をいただき、その後、討議を実施した。
 討議の中でブロック活動活性化のためには、地区卸協会や薬剤師会に参加協力を得ての合同研修会の開催、行政担当者を卸に呼び意見交換を実施することにより関係強化に結び付く良い結果となったとの意見もあった。
3.薬学生卸見学実習の依頼について
 平成23年度の卸見学実習該当期間の卸受入状況は、受入状況報告書よりⅠ期2,357名、Ⅱ期2,066名、Ⅲ期725名で合計5,148名であった。
 尚、この資料から受入人数、受入時の問題点等の課題が浮かび上がってきたため、薬制委員会とも意見交換をした結果、今後日本薬剤師会卸薬剤師部会にて検討してもらうこととした。
4.支部における継続研修の充実
(1)平成23年度継続研修のテーマ
 ①ワクチン ②漢方 ③在宅医療 ④スポーツファーマシスト ⑤抗がん剤 ⑥向精神薬関係 ⑦薬学生の6年制教育支援 ⑧その他の8項目を取り上げた。
(2)販売先変更に関する研修会の実施
 販売先変更に関する研修会実施状況では、実施先においては地域行政との認識共有や確認に役立ったとの意見があった。
5.卸勤務薬剤師会主催の研修会やフォーラムの運営
(1)研修会
 平成23年5月20日(金)13:00~16:00大手町サンケイプラザにて卸連合会・別所会長、日本薬剤師会・七海副会長のご挨拶に続き、クレコンリサーチ&コンサルティング㈱副社長 木村仁氏の「MSの教育の重要性と勤務薬剤師の関わり」、大阪大学大学院 薬学研究科 薬剤学分野 教授 中川晋作先生の「DDS技術に基づく貼るワクチンの開発」の講演にて研修会が実施された。
 今回の研修会は、東日本大震災の関係で参加ができない会員のために、講演内容をDVDに収め各ブロック及び特定支部(青森・岩手・宮城・福島)に配布した。
(2)フォーラム
 平成23年度も東京・大阪の両会場にてフォーラムを2月23日(木)・24日(金)に実施した。42都道府県から東京会場93名・大阪会場104名、設営関係者46名と併せて合計243名の会員・関係者の出席にて開催された。
講演は、大阪府立大学大学院 感染症制御学講座 獣医国際防疫学教室 教授 山﨑伸二先生より、「感染症対策について」と大阪大学大学院 薬学研究科 薬剤学分野 教授 中川晋作先生より「Cell Delivery Systemによる癌免疫療法の最適化」のテーマにて実施。
また、会員発表は、関東・甲信越・中国・北海道の4ブロックから「地域における卸勤務薬剤師の活動」をテーマに実施された。
6.日本薬剤師会卸部会研修会・薬剤師の将来ビジョン作成等への協力
(1)日本薬剤師会卸部会研修会
 今年度は東京会場のみにて震災関係をテーマに実施。参加者は卸勤務薬剤師115名の出席にて成功裏に終了した。
(2)薬剤師の将来ビジョン
 将来ビジョンの完成は、平成24年度となる見込みであり、資料作成の補足として昨年末矢野研究所による卸勤務薬剤師へのアンケートを実施し、会員609名(11社)からデータを回収することができた。データ活用について現在検討中である。
(3)日薬学術大会への協力
 平成23年度の学術大会は中止となったが、日本薬剤師会と連携をとり協力体制を維持した。学術大会の代わりに震災シンポジウムへ協力した。
7.教育研修管理者制度の見直し
 今年度は優先事項として研修資材の見直しを行い、新任勤務薬剤師教育研修管理者用の「研修の手引き」を作成し、勤薬ホームページに掲載した。
8.DI関係
 DI実例の月別ブロック別収集は、昨年度と同様に各ブロックに協力いただき順調に収集できた。また、平成23年度卸DI実例集(13集)を出版した。
9.日本医薬品卸業連合会、特に薬制委員会との連携強化等
 卸勤務薬剤師会の活動は、連合会の薬制委員会との連携が深く、今年度薬制委員会との情報共有や課題解決に向けての会合を計画していたが、平成24年1月16日(月)に意見交換会を開催することができた。今後お互いの活動の情報共有化や卸薬剤師の課題等で更なる連携を推進して行く。
10.その他
Ⅱ.報告第2号(収支決算報告)
 平成23年度収支決算について事務局から報告が行なわれた。
1.収入
 会員が前年度より58名減り2028名から会費1,216万8千円、卸連合会から助成金550万円、日本薬剤師会からフォーラムへの協賛金50万円、研修会関係の事業収入190万円余を計上し、当期収入合計としては予算に対し22万円余のプラスとなり1,974万4,916円となった。
2.支出
 事業費で34万円余の支出超過により、973万9,907円、事務局の人件費を含む管理費は18万円余の支出抑制で889万8,586円となり、支出合計は1,963万8,493円となった。繰越金額1,136万1,677円については、次年度の会費納入までの4~6月の運営費に充当するとの報告があり了承された。
Ⅲ.報告第3号(監査報告)
 山口監事、岩渕監事欠席の為、事務局から平成24年4月16日に両監事より監査を受け、適正であった旨の報告があった。
【協議事項】
以下の3議案が上程され、全て原案通り承認された。
Ⅰ.議案第1号(事業計画案)
 平成24年度事業計画案が若狭範隆副会長から上程された。
今年度は前年度課題と共に近年倫理観の欠如による不祥事が問題視されており、各業界共に研修の重要性が謳われてきております。卸勤務薬剤師会としても今年度は従業員研修の役割の多くを担っている卸勤務薬剤師として、薬剤師自らの自己研修と支援のための研修強化を年度計画事業として取り組む。
1.卸勤務薬剤師会の運営
 平成24年度は正副会長・正副委員長会議を6回、実務委員会を4回、常任理事会を2回それぞれ開催予定し、積極的な検討、企画・立案及びその展開を行う。
2.都道府県薬剤師会と各エリアでの関係強化対策
 各ブロックに於ける県薬剤師会や関係団体との連携強化は、今般の大規模震災時においても重要性が証明された。更に各職種団体との連携強化を進め、互いに有意義な事項を模索する。
3.薬学生卸見学実習等について
 前年度と同様に支援要請を受けた場合には、地域の調整機構や薬剤師会等との合意の上、早期体験実習・卸流通センター見学等、個々の企業判断で対応する。尚、実態把握のための調査結果で問題点が当たってきており、対応については日本薬剤師会卸薬剤師部会で検討中であり、調査については継続するので前年同様受入状況の報告を事務局に送付する。
4.支部における継続研修の充実
 平成24年度継続研修のテーマ①細胞再生医療 ②医療・介護保険制度 ③認知症 ④ワクチン ⑤最先端医療 ⑥その他の6項目を取り上げた。各支部において各テーマを中心に適宜選択し、研修会を実施する。
 尚、活動費については継続研修等の研修関係にウエイトを置き実施。また、従来の「活動費申請書」「活動費決定書」「活動費使用報告書」を「活動費申請・決定書」「活動費使用内容報告書」の様式に統合簡素化した。
5.卸勤務薬剤師会主催の研修会やフォーラムの運営
(1)研修会(案)
 平成24年5月18日(金)13:00~16:20大手町サンケイプラザ
①明治大学 法学部 准教授 勝田忠広先生
「原子力発電と私たち」-福島事故と放射線の影響-
②医薬品卸業連合会 薬制委員会 安全確保業務検討小委員会 貞松直喜委員長
「改訂 卸連モデル 安全確保業務手順書の解説」の講演にて研修会を実施する。
(2)フォーラム
 平成24年度も東京・大阪の2会場にてフォーラムを実施予定。
東京会場 平成25年2月14日(木)大手町サンケイプラザ
大阪会場 平成25年2月15日(金)薬業年金会館
平成24年度 会員発表ブロック
東北ブロック 東京ブロック 四国ブロック 九州ブロック
各ブロック内にて発表内容等の事前打ち合わせを十分に図る。
尚、今後も、関東・甲信越・中国・北海道・東北・東京・四国・九州・北陸・東海・近畿の順に4ブロックずつ発表を依頼する。
6.日本薬剤師会卸部会研修会・薬剤師の将来ビジョン作成等への協力
(1)日薬卸薬剤師部会研修会
 平成24年度も卸勤務薬剤師対象の卸薬剤師部会研修会の実施を予定している。
(2)薬剤師の将来ビジョン
 平成23年度報告の通り、卸薬剤師部会の将来ビジョンは最終案の作成が終了した。今後、各職種部会の最終案が出揃った後、全職種の薬剤師将来ビジョンを取りまとめ、平成24年度中に完成を目指すこととなっている。
(3)日本薬剤師会への協力
 第45回日本薬剤師会学術大会(開催:静岡県浜松市)への参加
 平成24年10月7日(日)~8日(月)
7.災害対策関係の研修及び支援活動
 自然災害時の危機管理や対応のため、卸の薬剤師でなければ出来ない支援対策を検討・構築して行く。
8.DI関係
 DI実例の月別ブロック別収集割当は、昨年度と同様とする。卸DI実例集は最近購入部数も減少し、赤字にて印刷会社より中止要望もあったことより第13集で終了することとした。尚、DI実例収集は継続し月刊卸薬業と卸勤務薬剤師会ホームページに掲載する。
9.日本医薬品卸業連合会(特に薬制委員会)との連携強化
 卸勤務薬剤師会の活動は、日本医薬品卸業連合会、特に薬制委員会との関連が深い。薬制委員会との情報共有や課題解決に向けての会合を開催し、活動の効率化、有効化を推進する。
Ⅱ.議案第2号(収支予算案)
 平成24年度予算編成方針並びに収支予算案が事務局より上程された。
1.基本方針
 本会組織の活性化および会員の資質向上をはかるための施策を基盤として編成する。
2.収入
 会費1,206万円、卸連合会から助成金550万円、日本薬剤師会からフォーラム助成金50万円、事業収入190万円、雑収入1万円、合計1,997万円と前期繰越金を加え総合計3,133万1,677円を計上する。
3.支出
 前年度実績を勘案し研修会費で50万円増額し事業費として990万円、管理費は880万円、40周年記念事業積立支出100万円を計上。また、今年度より特定事業積立支出として退職慰労金引当預金20万円を計上する。平成24年度の支出合計は、2,090万円となり、次年度への繰越金は1,043万1,677円で、支出合計3,133万1,677円を計上する。
Ⅲ.議案第3号(役員の選任について)
 卸勤務薬剤師会役員人事について、大工原聰常務理事が退任し4月に就任した徳久安男事務局長が常務理事に承認され、木俣会長より指名された。
 理事会の議事は全て議了し、竹村秀明副会長の閉会宣言によって理事会を終了した。
5・20 平成23年度表彰式 平成23年度 表彰式
 平成24年5月18日(金)日本医薬品卸勤務薬剤師会第35回(平成24年度)理事会終了後に大手町サンケイプラザにて平成23年度表彰式が挙行され、全国の各ブロックから推薦された11名及び顕彰者2名が表彰され、木俣会長から表彰状及び記念品が授与された。また、表彰者を代表して九州ブロック推薦の内堀氏から謝辞が述べられ、会場から万来の拍手が送られた。
7・13 第2回正副会長、委員長
会議、第2回実務委員会
 「検討事項」
1.平成24年度フォーラム特別講演について
 特別講演に関して演題及び演者の選出をする。愛知県麻薬協会創立60周年記念事業として作成された「薬物乱用防止啓発DVD」を上映することとし、追加公演として福岡県麻薬協会と卸勤務薬剤師会福岡県支部が共同出版した「MS麻薬取扱いマニュアル」の解説をする。
 もう1題の特別講演に関して、次回正副会長会議で検討することとなった。
2.平成24年度月刊卸薬業勤薬のページ、タイムスケジュールについて
 平成24年度も途切れることなく勤薬ページに掲載していくこととなっているが、10月号の記事が今回決まらず持ち回りで再度検討することとなる。
3.平成24年度第2回常任理事会における討議テーマについて
 今回時間がなく検討できなかったので、事務局より以下の(案)を提示し、追加テーマ等ご意見を伺うこととする。
「報告事項」
1.実務委員より活動報告
 昨年度の東北地方大震災を教訓に、災害時の卸勤務薬剤師の活動に関して
 実務委員で検討を重ね、災害時の備蓄薬剤に関する情報の一元化を実施し、許可を得たうえで卸連合会及び卸勤務薬剤師会ホームページに掲載するべく活動中であること、本多委員長より報告された。
2.平成24年度研修会収支報告
 事務局より平成24年度研修会の収支と研修会支部別・企業別出席状況を報告した。平成25年度研修会も今年度と同様に大手町サンケイプラザで開催予定である。
3.薬制委員会との連携について
 平成24年度第1回薬制委員会に出席し、討議内容等説明し勤務薬剤師会としてJGSP改訂や薬剤師将来ビジョン関連で協力できる事項を検討して行く。
4.平成24年度薬学生実習受入状況について
 薬学生卸見学実習も3年目となり、各支部からの問題提議もより具体的な内容のものになって来た館があり、今年度1期が終了した時点で改めて精査することにした。この受入状況を日本薬剤師会に提言する資料として活用することを再認識する。
5.月刊卸薬業勤薬のページへの掲載記事について
 本年7月号に平成23年度の継続研修集計を掲載したことを報告する。
6.医療技術評価(HTA)に関して
 JAPIC薬事研究会聴講報告を兼ね医療技術評価に関する情報を報告する。どちらかというとメーカーの問題と捉える傾向があるが、卸にとっても関係の深いものとなる可能性が大きいので今後も情報収集して行く。
7.薬剤師の将来ビジョン(暫定版)について
 薬剤師ビジョンが暫定版であるが作成され、本年10月の第45回日本薬剤師会学術大会でシンポジウムが企画されており、各領域の薬剤師ビジョンに関する発表がされることとなっている。卸薬剤師のビジョンについて、木俣会長が講演される予定。
8.薬物乱用防止啓発DVD聴講
 愛知麻薬協会が創立60周年記念事業として作成したDVDを聴講する。一般向けに作成されたものであるが、濫用される薬物に麻薬・向精神薬があり、卸勤務薬剤師も聴講する価値のあるものとの見解であった。
9.市民シンポジウムの報告
 日本薬剤師会主催の6年制薬剤師誕生市民シンポジウムの報告をする。
日時:H24年8月5日(日)13:30~16:00
会場:イイノホール
10.勤薬HPのメンテナンスについて
 本年10月より中北薬品(白井委員)が担当することとする。
「検討事項」
・平成24年度フォーラム会員発表について
 会員発表に関して実務委員より、発表して終了するのではなく参加者との忌憚のない意見交換をできる場にしたいとの意見があり、検討した結果シンポジウム形式で行うこととなった。
 今年度のテーマは「戻り品」とし、各会員発表のあとパネルディスカッションを実施することとした。今年度の担当ブロック(東北、東京、四国、九州)に調整依頼をすることとし、運営等については今後も検討していくこととなった。
10・12 平成24年度
第2回正副会長・
委員長会議
 報告事項
①実務委員会活動
・災害時備蓄医薬品調査について、各委員担当支部の調査状況を報告。
次回実務委員会で調査状況精査し、最終の纏め方について検討することとする。
②薬制委員会・安全確保検討小委員会報告
・JGSP2007の見直し状況について、現在最終案をとりまとめており、年内の早い時期に「JGSP(2012.10.1改訂)」として刊行する予定であること報告する。
・平成24年度卸勤務薬剤師会フォーラムでJGSPの改訂内容に関して、貞松委員から解説をしてもらうことについて委員会の了承を得たことを報告する。
③日本薬剤師会への協力等について
・第45回日本薬剤師会学術大会が10月7・8日の2日間浜松市で開催され、「薬剤師の将来ビジョン」に関するシンポジウム講演を中心とした聴講報告をする。本年6月に暫定版として策定された「薬剤師の将来ビジョン」が、本シンポジウム終了後各方面から意見を集約し、年内には正式に刊行されることとなることが木俣会長より報告された。学術大会での卸からの発表4題についても、発表要旨を報告する。
・日本薬剤師会卸薬剤師部会の第1回幹事会が11月21日(水)に開催される旨報告する。卸薬剤師部会研修会が12月10日(月)開催予定であるが、幹事会で日程も含めて改めて検討されることとなる。
④月刊卸薬業勤薬のページ掲載記事に関して
・10月号掲載記事の報告と、日本薬剤師会学術大会の聴講報告を11月号に掲載するべく、事務局で記事作成する件を報告する。
⑤平成24年度上半期収支決算報告
・会費納入状況、支部活動費割当及び平成24年度研修会収支を報告する。
⑥DI実例集の件
・今回、寄稿頂いた2つのDI内容が、全く同一の題材であった。
その対応として先に寄稿していただいた実例を優先することとし、12月寄稿依頼より未発表実例の情報を添付し、内容を確認してもらうこととする。
2.検討事項
①平成24年度フォーラムに関して
・会員発表の前に「JGSP(2012.10.1改訂)」を薬制委員会貞松委員より解説いただき、その後愛知麻薬協会作成の薬物乱用防止開発DVDの上映と福岡県麻薬協会と福岡県支部共同作成の「MS麻薬取扱いマニュアル」の活用に関して福岡県支部二宮氏より解説いただく。会員発表は「戻り品」をテーマにシンポジウム形式で行うこととし、発表ブロックより発表者の連絡をいただいている。
今回、シンポジウム形式ということもあり、発表者と実務委員との打ち合わせの開催提案があり、検討した結果発表資料が作成終了する1月中旬に行ったらどうかということになり、常任理事会で検討いただくこととなる。
②平成25年度研修会特別講演・講師選定について
・次回以降の正・副会長会議、実務委員会で検討することとなる。
③平成25年度フォーラム会員発表(シンポジウム)打合せについて
・発表ブロックで会員発表に携わる方に参集いただき、テーマ他意見交換等をし、詳細は常任理事会で検討いただくこととする。
④平成25年度第1回常任理事会の日程
・候補日:平成25年4月11日(木)
⑤第2回常任理事会における討議テーマの検討
・平成24年度事業計画の中間報告
・各ブロック活動の報告
・平成24年度フォーラム会員発表(シンポジウム)発表者打合せについて
・平成25年度第1回常任理事会の日程について
・平成25年度役員改選について
10・19 平成24年度第4回
正副会長会議
1.平成24年度事業計画の中間報告について
・事業計画各項目に関して、進捗状況を確認する。
2.平成25年度フォーラム会員発表(シンポジウム)について
・発表ブロック(北陸、東海、近畿、関東)と実務委員会との打合せについて検討する。常任理事会での提案事項とする。
3.平成25年度第1回常任理事会の日程について
・第36回理事会日程を踏まえ、候補日を選定する。
4.平成25年度役員改選について
・役員改選年度の確認をする。
平成24年度第2回
常任理事会
(1)平成24年度事業計画の中間報告及び検証
「報告」石関副会長
1.卸勤務薬剤師会の運営
・正・副会長、委員長会議及び実務委員会予定通り進行
2.都道府県薬剤師会と各エリアでの関係強化対策
・下記の討議の時間で各ブロックより状況報告をいただく
3.薬学生卸見学実習等の依頼について
・平成24年度第Ⅰ期・Ⅱ期実務実習の卸受入状況(10/18現在)の集計結果報告
・現在、日本薬剤師会で薬学生実務実習のモデルコアカリキュラム委員会での検討が行われており、卸での実習実績も踏まえ医薬品の管理と流通を入れる案が出ているとの報告があった。
4.支部における継続研修の充実
・平成24年度10/18現在の継続研修テーマの報告支部の選定状況報告
「その都度の報告になるのか」との質問が出る。事務局として年度末に集計できれば構わないので、各支部に一任している旨回答する。
5.卸勤務薬剤師会主催の研修会やフォーラムの運営
(1)研修会
・平成24年5月18日(金)13:00~16:00大手町サンケイプラザに於いて
①明治大学 法学部 准教授 勝田忠広先生
「原子力発電と私たち」-福島事故と放射線の影響-
②卸業連合会 薬制委員会 安全確保業務検討小委員会 貞松直喜委員長
「改訂 卸連モデル 安全確保業務手順書の解説」の講演にて実施した。
・平成25年度研修会に関して
平成25年5月17日(金)13:00~16:20大手町サンケイプラザにて開催予定
テーマは今後、正・副会長、実務委員会議にて検討予定
(2)フォーラム
・平成24年度も東京・大阪の2会場にてフォーラムを実施予定
東京会場 平成25年2月14日(木)大手町サンケイプラザ
大阪会場 平成25年2月15日(金)薬業年金会館
・今回より会員発表は、シンポジウム形式で行うことを了承いただく。
6.日本薬剤師会卸部会研修会・薬剤師の将来ビジョン作成等への協力
(1)日薬卸薬剤師部会研修会
・平成24年11月21日(水)の第1回日本薬剤師会卸部会幹事会で改めて日程及びテーマを検討する。(平成25年3月開催に変更予定)
(2)薬剤師の将来ビジョン
・平成24年6月に「暫定版」としてビジョンが策定され、第45回日本薬剤師会学術大会での「社会の期待に応える薬剤師の将来像」分科会シンポジウムで、各職種薬剤師部会が講演し、終了後に意見集約し年内にはビジョンを刊行する予定であると児玉会長から発表された。
(3)日本薬剤師会への協力結果
・第45回日本薬剤師会学術大会(静岡県浜松市)での医薬品卸からの発表に関して、各講演の抄録を資料として添付。
・第46回日本薬剤師会学術大会開催に関して
平成25年9月22日(日)~23日(月・祝)大阪市開催を連絡する。
7.災害対策関係の研修及び支援活動
・実務委員会活動として、全国の災害時備蓄医薬品の情報を一元化して、会員各位が共有できるシステム構築を検討する。常任理事から、情報を提示するだけではなく、災害時にどのように活用するか考えてもらうことが必要ではないかとの意見をいただき、次回実務委員会で検討する。
8.DI関係
・月別、ブロック別の収集は、割当に沿って確実に収集されている。
9.日本医薬品卸業連合会、特に薬制委員会との連携強化
・昨年度打合せを実施したが、今年度以降は勤薬から要望事項があれば、打合せ等を実施することとなる。
10.予算について
・当初の予定通り進行中であり、中間報告を実施する。
「討議」進行:木俣会長
1.各ブロック活動の報告発表
・理事会や研修会の開催状況を発表いただき、それぞれの問題点等討議を実施した。特に研修会はエリアの関係等で支部単位の開催が殆どであるが、今年度初めてのブロック研修会を開催するブロックもあり、一層の活性化が期待できる。薬剤師会との連携についても、卸部会に関して新規開催等新たな展開がみられるブロックや、従来からの活動を継続しているブロックがあり、薬剤師会との関係強化に努めている。
2.フォーラムについて
・今年度フォーラム会員発表は「戻り品」をテーマにシンポジウム形式で開催することを確認させていただき、概要を説明させていただいた。会員発表者と実務委員との打合せを平成25年1月中旬頃発表者と関係者でブロックから2~3名参加で開催したい旨事務局より提案する。
・平成25年度フォーラム会員発表ブロック(北陸、東海、近畿、関東)と実務委員会との説明及び打合せ会を平成25年上半期中に開催する旨提案する。
3.平成25年度第1回常任理事会開催日程について
・日程:平成25年4月11日(木)と決まる。
12・12 第5回正副会長、委員長
会議
【検討事項】
①平成24年度フォーラム関係
 今回、会員発表を「戻り品」をテーマにシンポジウム形式で開催するため、進行に関して検討する。会員発表の後のパネルディスカッションについて、フロアからの質問や意見が偏ったものとならないように、参加申込時に意見や質問を記載いただくことや、座長からフロアへ質問する等全員参加を目指すこととする。
参加者全員名札(名刺)を着用し、会員相互の面識を高めることも検討する。
 会員発表者と実務委員との打合せは、平成25年1月24日(木)を第一候補に日程調整することとする。発表者を含め各ブロック最大3名の参加とし、当日発表者が困惑しないように事前準備をする。
 常任理事会でDVD撮影の依頼があったが、昨年度は東日本大震災で参加できない会員のために作成した。やはり会場で聴講いただき発言等参画いただくべきと考え、DVD撮影は実施しないこととした。
②平成25年度DI実例
 卸DI実例集13集で発刊終了となり、ホームページでキーワード検索ができる環境ではなく会員より検索できるようにしてほしいという意見が寄せられ、キーワード検索について正副会長会議で了承を得た。
 現在DI実例にキーワードが添付されていない実例には、勤薬事務局で作成することとなる。4月以降は投稿時にキーワード添付を必須とする。
 DI実例集について、常任理事会での意見を検討し各ブロック年1回で2例の収集とすることとした。
(東京ブロックは年2回で4例収集)
③平成25年度会議日程
 正副会長・委員長会議の日程を決める。第2回常任理事会はアジアパシフィックフォーラム(10/11か10/18)の前日に開催する予定。
④平成25年度研修会講師について
候補者をお二人提案する。
三重県立看護大学 薬理学教授  林 辰弥 先生
大阪大学大学院 薬学研究科准教授  岡田 直貴 先生
12・12 第3回実務委員会 【報告事項】
①薬制委員会関連
・JGSP(2012.10.1改訂)紹介
・厚労省監視指導室麻薬対策課との打合せ
 ワクチン等検定後貼付している検定合格証紙の廃止及び簡素化について、運用の説明を受ける。検定に合格した製品のロット番号等をインターネットで公表する等確認手段を整え年内にパブリックコメントを発信予定とのこと。
 また、麻向法についての意見交換会を年明けに開催することとなる。
・麻生協との打合せ
 現在3年以下の使用期限は記載義務があるが、それ以上であれば記載義務はないことから、多くの医療用麻薬製品に使用期限を記載していないが、今後各社記載するべく環境整備し、早期に実施するとのことであった。
②日本薬剤師会関連
・日薬卸部会第1回幹事会の開催内容等を報告
 懸案の卸部会研修会開催が平成25年3月21日(木)13:30~16:30に変更になった。
・薬学6年制実務実習に関して、卸の流通等をカリキュラムに入れることで調整いただいている。
③平成25年度DI実例について
・卸DI実例集第13集以降のDI実例を、平成25年4月よりキーワード検索できるようシステム構築する旨を報告する。
・平成25年度収集に関して常任理事会での意見を検討し、年1回で2例収集に変更する。(東京ブロックは年2回で4例収集)
【検討事項】
①平成24年度フォーラム関係
 正副会長会議で検討した内容を、実務委員会で実務等詳細について十分検討した。
・会員発表後のディスカッションで、意見を参加者から均等に集約するためグループごとに意見を纏める等、全員参加型の会にして行くこととする。
・参加申込時に質問を記載する欄を設ける。
・会員発表者との打合せは、1月24日(木)を候補日、23日(水)を予備日として調整することとする。
・実務委員の役割分担について
 司会:【東京会場】白井委員 【大阪会場】小林委員
 開会挨拶:【東京会場】木俣会長 【大阪会場】竹村副会長
 座長:【東京会場】川守田副委員長 【大阪会場】石関副会長
 開会挨拶:【東京会場】竹村副会長 【大阪会場】若狭副会長
以上両会場の全ての業務分担を決める。
②平成25年度会議日程
 実務委員会の日程を決定する。必要に応じて開催をすることで各位の了承を得る。
③平成25年度継続研修テーマについて
 1)税制改正と医療 2)分子標的薬 3)パーキンソン病 4)JGSP(2012.10.1改訂) 5)コンコーダンス 6)在宅医療