2011年(平成23年)
年月日 | 関連会議等 | 協議・決定等特筆事項 |
平成23年(2011) H23・2・18 |
平成22年度 第7回正副会長、委員長 会議、第6回実務委員会 |
1.正副会長・正副委員長会議 (1)報告事項 ・日本医薬品卸業連合会関係報告:指定医薬品となっている 麻薬の取り扱い、中抜け商品の返品問題、卸連合会平成 23年度事業計画、厚労省との意見交換要旨、販売先変更に ついての報告を実施。 ・日本薬剤師会関係報告:将来ビジョンの策定作業の進展状況 についての報告を木俣会長より実施。また、日本薬剤師会卸 薬剤師部会の平成22年度研修会のアンケート結果報告を 実施。 ・卸勤務薬剤師会関係:フォーラムについての最終打ち合わせ、 平成22年度継続研修のテーマに対する各支部の実施状況 (中間)、卸勤務薬剤師会ホームページ改良についての報告 を実施した。 (2)平成23年度理事会時の「研修会」について 平成23年5月20日開催の研修会の講演テーマについて ①大阪大学大学院 薬剤学分野 教授 中川晋作先生 「貼るワクチンの臨床研究(仮)」 ②クレコンR&C㈱ 木村仁副社長「演題未定」 の2題の講演とし、折衝に当たることとした。 (3)教育管理者研修について ・教育管理者の認定制度終了通知について、「修了認定」「経 歴認定」「試験認定」の全てを平成22年度にて終了する旨の 通信発信の了承を得る。また、教育管理者研修カリキュラム についての実務委員調査結果を報告し、午後の実務委員会 での討議・検討の了解を得る。 (4)役員改選について ・役員の改選年度に当たるため、新人事の検討を実施した。 今回、副会長1名が変更となる予定にて、新副会長人事に ついては会則に従って、理事会の承認を得て会長が指名 することとなった。 (5)平成22年度事業報告案・平成23年度事業計画案検討 ・事業報告案及び事業計画案の概略について事務局より説明 があり、概ね了承されたが、更に加筆・添削等、意見を取り入 れ、まとめ上げたものを常任理事会で検討、理事会に上程 することとした。 (6)平成23年度予算案の検討 ・平成23年度の予算において、卸勤務薬剤師会40周年記念 事業に向けての積立金、退職慰労金の検討及び常任理事会 において要望のあった活動費の増額の検討を実施。 また、活動費の申請書、決定書の一本化として「活動費申請 決定書」への書式変更及び継続研修主体に活動費の使用を 促進する為、活動費使用報告書を「活動費使用内容報告書」 へ一部内容の書式変更について検討を実施した。 (7)その他 ・継続研修の平成22年度テーマの実施状況の中間報告を 実施した。 ・卸勤務薬剤師会員男女比の報告 2.実務委員会 (1)フォーラム打ち合わせ ・平成22年度フォーラムの各委員の役割及び運営、当日配布 のアンケート用紙の変更等の確認を実施した。 (2)卸勤務薬剤師会ホームページ ・平成23年度以降のホームページ掲載記事の選定及びチェ ック等を実施する運営幹事会社幹事は討議の結果、平成23 年度4月~9月は㈱バイタルネット、10月~3月は㈱スズケン、 平成24年度4月~9月は中北薬品㈱の実務委員が担当する こととなった。 (3)教育管理者研修カリキュラムの検討 ・従来の研修要綱の教育管理者研修カリキュラムは、現状に そぐわなく、規定のカリキュラムに沿って実施はされていない こと、現実の研修内容は各企業において差異があること等が あり、そこで、各企業の研修実態の調査を実施し、最低限の 研修項目の共有化と対外的な信頼性確保を目的に各実務 委員の調査結果を基に従来のカリキュラムの見直しと新カリ キュラム作成への検討を実施した。 討議結果として、ホームページに掲載している「卸見学研修 用の参考資料」が実態に即して研修項目も分かりやすく、現 実にこれを参考に新任薬剤師に対して研修を実施している卸 もあることから、この資料項目の実施状況を基に各実務委員 会社のプラス実施項目、非実施項目を集計・検討して、新カリ キュラムの作成を進めていくこととなった。 |
2・24(東京会場) 2・25(大阪会場) |
平成22年度フォーラム ( 於 KDDIホール) ( 於 薬業年金会館) |
平成22年度も東京・大阪の両会場にてフォーラムを2月24日 (木)・25日(金)に実施した。43都道府県から東京会場106名・ 大阪会場127名、設営関係者53名と併せて合計286名の会員・ 関係者の出席にて開催された。 木俣博文会長、日本医薬品卸業連合会の別所芳樹会長、 日本薬剤師会の児玉孝会長(東京会場)、日本薬剤師会の 藤垣大阪府薬会長(大阪会場)にご挨拶を頂いた後、 講演は、㈱博報堂DYメディアパートナーズ・川廷昌弘部長より、 「生物多様性とCO2」。卸連合会からは「医薬品卸売業における インフルエンザ対策の現状」のテーマにて実施。 また、竹村秀明副会長に座長により、会員発表が行われた。 今回の会員発表テーマは前回に引き続き「地域における卸 勤務薬剤師の活動」で、九州ブロック、北陸ブロック、東海ブロ ック及び近畿ブロックから夫々の地域での活動と他に日本薬剤 師会学術大会(長野)での会員会社発表のうちの1題が発表 された。 演題1.「福岡県支部における継続研修の変遷と展望」 九州ブロック福岡県支部 ㈱アステム 知財創造部 松永 憲治氏 演題2.「医薬品卸における薬学生実務実習支援の取り組み」 北陸ブロック石川県支部 明祥㈱ 医薬情報部 五十嵐 久美氏 演題3.「地域における卸勤務薬剤師の活動」 東海ブロック岐阜県支部 「東京会場」アルフレッサ日建産業㈱岐南センター 辻 和久氏 「大阪会場」㈱スズケン 多治見支店 大塚 一夫氏 演題4.「当社見学研修実施後の薬学生アンケートより」 近畿ブロック大阪府支部 ㈱メディセオ 関西支社 管理部 北野 隆志氏 演題5.「スズケン支店薬剤師のよる情報提供の現状と取り組み」 日薬学術大会(長野)講演発表 ㈱スズケン 厚木支店 日高 久美氏 今回のフォーラムも多数の参加者の下、盛会裏に終了。 *「フォーラム」の発表概要紹介は「月刊卸薬業・平成23年 4月号」に記事掲載。 |
4・8 | 第1回正副会長会議・ 常任理事会 |
平成23年度 第1回常任理事会に先立ち、正副会長会議を 開催し、平成23年度理事会及び研修会(案)、役員人事について 検討を実施。常任理事会では、木俣会長より開会のご挨拶の後、 平成23年度理事会及び研修会の内容確認及び諸課題の討議を 実施し、最後に長崎常任理事と加藤副会長の退任挨拶にて閉会 となった。 1.正副会長会議 報告事項 ・3月度医薬品卸業連合会会議の議事報告を実施 ・教育研修管理者カリキュラムの見直し作業の途中報告 議案1.平成23年度理事会及び研修会(案)について、常任理事 会の事前打ち合わせと各事項の内容及び役割確認を実施する。 議案2.役員人事 加藤副会長退任の為、後任人事について検討を実施する。 議案3.表彰・顕彰予定者の認定 支部会員(本部も含め)の表彰について検討実施。 2.常任理事会 議案1.平成23年度理事会及び研修会(案)の検討 (1)平成22年度事業報告案について若狭副会長より解説 平成22年度の日本医薬品卸勤務薬剤師会の活動は「都道 府県薬剤師会と各エリアでの関係強化対策」、「薬学生実務 実習の受入」を新事業として、また、従来事業としては、「支部 における教育・研修の充実」、「卸勤務薬剤師会主催の研修会 やフォーラムの運営」、「日本薬剤師会卸部会研修会・薬剤師の 将来ビジョン作成への協力」、「教育研修管理者制度の見直し」 等の教育・研修に関する事項と「DI関係、ホームページ の改良」の情報関係、「日本薬剤師会及び日本医薬品卸業 連合会、特に薬制委員会との連携強化等」関係団体との関係 強化等を目指し取り組み、結果として、着実に進展している 事業と問題点や課題が残されている事業があった旨の報告を 実施。 報告内容項目は、 1.平成22年度 卸勤務薬剤師会の運営結果 2.都道府県薬剤師会と各エリアでの関係強化対策の状況 3.薬学生実務実習の受入方針について 4.支部における平成22年度の継続研修の実施テーマ一覧の 提示 5.平成22年度 卸勤務薬剤師会主催の研修会及びフォーラム の運営結果 6.日本薬剤師会卸部会研修会・薬剤師の将来ビジョン作成等 の協力 (1)平成22年度日薬卸薬剤師部会研修会について (2)薬剤師の将来ビジョンの作成進行状況 (3)日薬学術大会への協力結果 7.教育研修管理者カリキュラムの見直しの状況説明 8.DI関係、ホームページの改良についての説明 9.日本医薬品卸業連合会、特に薬制委員会との連携強化等 10.平成22年度収支決算報告・会費納入状況、活動費使用実績 について (2)平成23年度事業計画案について安藤副会長より解説 平成22年度は「関係団体との連携強化」と「教育・研修」事業を 柱に事業展開を図ってきたが、まだまだ、強化が必要なことや 整備を進めていかなくてはならない事項が多く、したがって、 平成23年度は前年度の課題を中心に活動すると共に、昨年来 より検討作成してきた日本薬剤師会の卸部会での卸勤務薬剤師 将来ビジョン及び教育研修管理者カリキュラムの見直し等に ついて年度計画諸事業として実施する旨の報告がされた。 計画項目は 1.平成23年度 卸勤務薬剤師会の運営 2.都道府県薬剤師会と各エリアでの関係強化対策 3.薬学生卸見学実習等の依頼について 今年度は、実態把握と状況により日本薬剤師会等への提案の ため、実施した場合は実施の都度、「薬学生教育実習受入 状況報告書」を支部長経由にて事務局宛に送付 4.支部における継続研修の充実 (1)平成23年度継続研修のテーマ ①ワクチン ②漢方 ③在宅医療 ④スポーツファーマシスト ⑤抗がん剤 ⑥向精神薬 ⑦薬学生の6年制教育支援 ⑧その他 (2)活動費申請・決定・報告関係について 活動費については、従来の「活動費申請書」「活動費決定書」 「活動費使用報告書」を「活動費申請・決定書」「活動費使用 内容報告書」に統合簡素化 (3)販売先変更に関する支部単位の管轄行政を招聘しての 研修会 5.平成23年度の卸勤務薬剤師会主催の研修会やフォーラム の運営 (1)研修会 平成23年5月20日(金)13:00~16:00 大手町サンケイプラザ ①クレコンリサーチ&コンサルティング㈱ 副社長 木村仁氏 「MSの教育の重要性と卸勤務薬剤師の係り(仮)」 ②大阪大学大学院 薬学研究科 薬剤学分野 教授 中川晋作 先生「貼るワクチンの臨床研究」の講演にて研修会を実施予定 (2)フォーラム 平成23年度も東京・大阪の2会場にてフォーラムを実施予定 東京会場 平成24年2月23日(木)KDDIホール 大阪会場 平成24年2月24日(金)薬業年金会館 6.日本薬剤師会卸部会研修会・薬剤師の将来ビジョン作成等 の協力 7.教育研修管理者制度の実務委員会にての今年度見直しに ついて 8.DI関係について 9.日本医薬品卸業連合会(特に薬制委員会)との連携強化に ついて 10.予算編成方針・収支予算案について 議案2.役員人事 退任者と新任者の役員人事案(議案第3号)について木俣 会長より提示 議案3.表彰・顕彰予定者の認定 平成22年度、表彰・顕彰の推薦候補者全員の認定を常任 理事会にて頂く。 以上の議案の説明と検討の後、討議が実施された。 討議内容は、平成23年度の研修会の開催可否に関する意見 交換、卸勤務薬剤師会として被災関係への支援対策、日本 薬剤師会への要望等が討議された。 |
4・12 | 平成22年度監査 |
・平成22年度収支結果及び事業内容について監査、問題なく 了承された。 |
5・20 | 第34回(平成23年度) 理事会 (於 大手町サンケイプラザ) |
出席者(敬称略) 会長 木俣博文 副会長 加藤健二、安藤謙治、若狭範隆、竹村秀明 理事会構成員56名中46名出席 竹村秀明副会長による東日本大震災被災者への黙祷及び 開会宣言に引続き、木俣博文会長の開会挨拶の後、会則第16 条に基づき木俣会長を議長として平成23年度理事会を開催した。 冒頭、議長より議事録署名人として四国ブロック 藤田皓二氏 (常任理事)並びに岐阜県支部 辻和久氏が指名され、異議なく 選出された。 議事【報告事項】 以下の3議案について報告が行なわれ、全て満場一致で承認 された。 Ⅰ.報告第1号(事業報告) 平成22年度事業報告案を若狭範隆副会長より報告。 前年度の日本医薬品卸勤務薬剤師会の活動は「都道府県薬剤 師会と各エリアでの関係強化対策」、「薬学生実務実習の受入」 を新事業として、また、従来事業としては、「支部における教育・ 研修の充実」、「卸勤務薬剤師会主催の研修会やフォーラムの 運営」、「日本薬剤師会卸部会研修会・薬剤師の将来ビジョン作 成への協力」、「教育研修管理者制度の見直し」等の教育・研修 に関する事項と「DI関係、ホームページの改良」の情報関係、 「日本薬剤師会及び日本医薬品卸業連合会、特に薬制委員会 との連携強化等」関係団体との関係強化を目指し取り組んだ。 着実に進展している事業と問題点や課題が残されている事業が あるが、今後も事業活動の充実に努めていくとの報告があった。 1.卸勤務薬剤師会の運営 平成22年度は正副会長・正副委員長会議を7回、実務委員会 を6回、常任理事会を2回開催し、積極的な検討、企画・立案及び その展開が行なわれた。 卸勤務薬剤師会常任理事会の中間検討会においては、平成22 年度予算、将来ビジョン、各地域の薬剤師会との連携状況等に ついて討議を実施した。 2.都道府県薬剤師会と各エリアでの関係強化対策 常任理事会にて、各ブロックに於ける今年度の県薬等、関係 団体との連携強化状況について平成21年度各支部アンケート を基に、報告を頂いた。 全体的には県薬の部会への参加や研修会等の連携は進展し つつある印象にて、今後も連携を進めるよう要望があった。 3.薬学生実務実習の受入 薬学生実務実習受入については、当初日本薬剤師会等から卸 に正式依頼があると想定して資料作成の準備をしていたが、 当面正式依頼は無いことが判明した。 しかし、現状は地域により支援要請と見られるケースがあり、 支援要請を受けたケースには、地域の調整機構や薬剤師会 等とのコンセンサスを十分得て、従来の卸実習(早期体験実習・ 卸流通センター見学等)とし、個々の企業判断での対応を することを確認した。 尚、参考資料が欲しいとの意見があり、常任理事会に提示した 資料「卸見学研修用の参考資料」をホームページに掲載した旨 の報告があった。 4.支部における継続研修の充実 平成22年度継続研修のテーマは、①抗がん剤 ②抗体医薬 ③心血管系疾患とその予防及び治療 ④糖尿病治療薬 ⑤ワク チン ⑥漢方 ⑦在宅医療と栄養管理 ⑧その他の8項目を取り 上げた。各支部に於ける実施状況報告では、①~⑦までの各 テーマの選択率は、約6~25%で、抗がん剤と併せて疼痛管理 を取り上げて研修を実施した支部が多かった。 5.卸勤務薬剤師会主催の研修会やフォーラムの運営 (1)研修会 日薬・児玉会長、卸連合会・別所会長のご挨拶に続き製薬協・ 仲谷氏より「新加算制度:新薬創出・適応外薬解消等促進加算 の導入経緯と卸売販売業者に望むこと」の講演にて研修会が 実施された。 (2)フォーラム 平成22年度も東京・大阪の両会場にて同内容のフォーラムを 2月24日(木)・25日(金)に実施した。43都道府県から東京会場 106名・大阪会場127名、設営関係者53名と併せて合計286名の 会員・関係者の出席者にて開催された。 講演は、㈱博報堂DYメディアパートナーズ・川廷昌弘部長より、 「生物多様性とCO2」。 卸連合会からは「医薬品卸売業におけるインフルエンザ対策の 現状」のテーマにて実施。また、会員発表は、九州・北陸・東海・ 近畿の4ブロックからの発表であったが、今回は新たに日薬の 学術大会(長野)での会員会社の発表から、㈱スズケンの演題 「スズケン支店薬剤師による情報提供の現状と取り組み」を加え てフォーラムを実施した。 6.日本薬剤師会卸部会研修会・薬剤師の将来ビジョン作成等 への協力 (1)平成22年度日本薬剤師会卸部会研修会 日本薬剤師会主催にて、医薬品卸勤務薬剤師を対象に平成 22年度の研修会が長井記念館(東京)11月12日(金)、大阪府 薬剤師会館(大阪)11月19日(金)にて実施された。日本 薬剤師会の山本副会長(東京)、藤垣理事(大阪)の主催者開催 挨拶の後、卸部会で作成検討中の卸薬剤師将来ビジョン等の 活動報告を眞鍋副部会長(東京)、木俣部会長(大阪)が報告。 講演は、参議院議員の藤井基之先生による「医薬品卸売販売業 の将来~これからの卸薬剤師に期待される役割等について~」 (東京・大阪)と文科省 高等教育局医学教育課 渡部康弘 専門官(東京)大林真幸専門官(大阪)による「これから社会に 出る6年制の薬剤師像について」の2題を実施し、東京会場に 103名、大阪会場に91名が出席し内容的にも高評価を頂き盛会 裏に終了した。 (2)薬剤師の将来ビジョン 卸薬剤師部会の将来ビジョンはワーキンググループにて内容 の検討実施が終了した。今後、卸連合会に上程し、また、日薬 の各種薬剤師部会での最終案の策定が終了した後、全職種 の薬剤師将来ビジョンを取りまとめ、平成23年度、秋頃に完成 を目指すこととなっている。 (3)日薬学術大会への協力 平成22年度 日薬学術大会(長野)に卸勤務薬剤師会会員 会社の安藤株式会社小島聡氏がシンポジストとして「医薬品卸 業としてのインフルエンザ対策」をテーマに参画をした。 7.教育研修管理者制度の見直し 教育研修管理者研修については、平成22年度方針として 根本的な改善を取り上げ、現在、卸勤務薬剤師会として統一的 なガイドライン・カリキュラムの整備を図るため、実務委員会 にて従来資料の見直しを実施中である。また、教育研修 管理者の本部にての認定制度自体は平成22年度をもって終了 する旨を2月に通知した。なお、平成22年度は、教育管理者 認定3名、特例認定(試験認定)は7名であった。 8.DI関係、ホームページの改良 現在卸DI実例集は、HP版と月刊卸薬業版の両方があったが、 月刊卸薬業(ブロック割当)版は、継続して掲載し、HP版(実務 委員会 当番会社版)は、10月から中止した。また、DI実例集に ついては、ホームページへの掲載方式を変更した。 9.日本医薬品卸業連合会、特に薬制委員会との連携強化等 薬制委員会と、今後情報を共有するため、薬制委員会の検討 事項を適宜卸勤務薬剤師会へ情報提供して差し支えないこと、 年に何回かメンバーを絞っての両者打ち合わせ会を開催する等 の了承を得られた。現在、卸連合会の常任理事会報告及び 薬制委員会における主なテーマの報告を正副会長会議・常任 理事会・実務委員会にて報告実施している。 Ⅱ.報告第2号(収支決算報告) 平成22年度収支決算について事務局から報告が行なわれた。 1.収入 会員が前年度より46名減り2086名から会費1,251万6千円、卸 連合会から助成金550万円、日本薬剤師会からフォーラムへの 協賛金50万円、研修会関係の事業収入190万円余を計上し、 当期収入合計としては予算に対し25万円余のプラスとなり2,042 万7,207円となった。 2.支出 事業費で72万円余の支出抑制により、812万6,276円、事務局 の人件費を含む管理費は141万円余の支出抑制で888万9,400 円となり、支出合計は2,827万930円となった。繰越金額1,125万 5,254円については、次年度の会費納入までの4~6月の運営費 に充当するとの報告があり了解された。 Ⅲ.報告第3号(監査報告) 山口監事、岩渕監事欠席の為、事務局から平成23年4月12日 に両監事より監査を受け、適正であった旨の報告があった。 【協議事項】 以下の3議案が上程され、全て原案通り承認された。 Ⅰ.議案第1号(平成23年度事業計画案) 平成23年度事業計画案が安藤謙治副会長から上程された。 今年度も日本医薬品卸業連合会や日本薬剤師会等との関連 団体との密接な関係強化等、前年度の課題を中心に活動する と共に、昨年来より検討作成してきた日本薬剤師会の卸部会 での卸勤務薬剤師将来ビジョン及び実行可能な事項の実施 検討などにも取り組む。 1.卸勤務薬剤師会の運営 平成23年度は正副会長・正副委員長会議を7回、実務委員会 を5回、常任理事会を2回にて開催を予定し、積極的な検討、 企画・立案及びその展開を行う。 2.都道府県薬剤師会と各エリアでの関係強化対策 各ブロックに於ける県薬剤師会等、関係団体との連携強化は、 今般の大規模震災時においても重要性が証明された。更に行 政を含めて各職種団体との連携強化を進め、互いに有意義な 事項を模索する。 3.薬学生卸見学実習等の依頼について 支援要請を受けた場合には、地域の調整機構や薬剤師会等 との合意の上、早期体験実習・卸流通センター見学等、個々の 企業判断で対応する。尚、実態把握と状況により日本薬剤師会 等への提案のため、実施した場合は報告書を支部長経由にて 事務局宛に送付をする。 4.支部における継続研修の充実 (1)平成23年度継続研修のテーマ ①ワクチン ②漢方 ③在宅医療 ④スポーツファーマシスト ⑤抗がん剤 ⑥向精神薬関係 ⑦薬学生の6年制教育支援 ⑧その他 上記8項目を取り上げた。各支部において上記テーマを中心に 適宜選択し、研修会を実施する。 尚、活動費については継続研修等の研修関係にウエイトを置き 実施。また、従来の「活動費申請書」「活動費決定書」「活動費 使用報告書」を「活動費申請・決定書」「活動費使用内容 報告書」の様式に統合簡素化した。 (2)販売先変更に関する研修会の実施 厚労省よりH23年3月31日、「薬事法の一部を改正する法律等 の施行について」と「卸売販売業における医薬品の販売等の 相手先に関する考え方」の卸売販売業に関する通知が出たこと より、各支部にて行政(管轄部署)の担当者を招聘し研修の実施 をする。 5.卸薬剤師会主催の研修会やフォーラムの運営 (1)研修会 平成23年5月20日(金)13:00~16:00大手町サンケイプラザ ①クレコンリサーチ&コンサルティング㈱ 木村仁副社長 「MSの教育の重要性と卸勤務薬剤師の関わり」 ②大阪大学大学院 薬学研究科 薬剤学分野 中川晋作教授 「DDS技術に基づく貼るワクチンの開発」の講演にて研修会を 実施する。 尚、今回の研修会の講演内容を大震災の影響等にて出席が 困難であった会員への支援対策としてDVDを作成し、各 ブロック及び特定支部に配布することとした。 (2)フォーラム 平成23年度も東京・大阪の2会場にてフォーラムを実施予定。 東京会場 平成24年2月23日(木)大手町サンケイプラザ 大阪会場 平成24年2月24日(金)薬業年金会館 平成23年度 会員発表ブロック 関東ブロック 甲信越ブロック 中国ブロック 北海道ブロック 上記、各ブロック内にて発表内容等の事前打ち合わせを十分 に図る。 尚、今後は、関東・甲信越・中国・北海道・東北・東京・四国・ 九州・北陸・東海・近畿の順に4ブロックずつ発表となる。 6.日本薬剤師会卸部会研修会・薬剤師の将来ビジョン作成等 への協力 (1)日薬卸薬剤師部会研修会 卸勤務薬剤師対象の卸薬剤師部会研修会を東京・大阪の 2会場にての実施を予定している。 (2)薬剤師の将来ビジョン 平成22年度報告の通り、卸薬剤師部会の将来ビジョンは最終 案の作成が終了した。今後、各職種部会の最終案が出揃った 後、全職種の薬剤師将来ビジョンを取りまとめ、平成23年度、 秋頃までに完成を目指すこととなっている。 (3)日本薬剤師会への協力 平成23年度の学術大会は中止となったが、今年度も日本 薬剤師会と連携をとり協力体制を維持する。 7.教育研修管理者制度の見直し 実務委員会にて従来制度の見直しを検討中である。今年度は 新カリキュラムの完成を目指す。また、卸勤務薬剤師会として 統一的なガイドラインの整備を図る。 8.DI関係 DI実例の月別ブロック収集割当は、昨年度と同様に下記の通り 4月/10月 北海道、九州ブロック 5月/11月 東北、中国ブロック 6月/12月 東京ブロック 7月/1月 関東、四国ブロック 8月/2月 甲信越、東海ブロック 9月/3月 近畿、北陸ブロック 9.日本医薬品卸業連合会(特に薬制委員会)との連携強化 卸勤務薬剤師会の活動は、日本医薬品卸業連合会、特に 薬制委員会との関連が深い。薬制委員会との情報共有や課題 解決に向けての会合を開催し、活動の効率化、有効化を推進 する。 10.予算編成方針 支部からの活動費の増額要望を常任理事会で検討した。その 結果、このところの財政安定により、平成23年度は活動費予算 を多少増額して会員指数を基準にブロックへ割り当てをすること とした。また、卸勤務薬剤師会創立40周年記念事業に向けての 積立金及び退職慰労金の引当預金を予算計上した。尚、予算 案は4月の常任理事会、5月の理事会にて了承を得た。 Ⅱ.議案第2号(平成23年度予算案) 平成23年度予算編成方針並びに収支予算案が事務局より 上程された。 1.収入 会費(1,206万円)、卸連合会助成金(550万円)日薬からの フォーラム助成金(50万円)、事業収入(登録手数料および 研修会収入:190万円)、総合計3,122万5,254円を計上する。 2.支出 前年度実績を勘案し事業費として940万円、今年度活動費は 会員指数配分にて30万円増額。管理費は908万円を計上。また、 特定預金支出として、今年度より、退職慰労引当預金20万円、 記念事業積立支出100万円を計上。 平成23年度の支出合計は、2,068万円となり、次年度への繰越金 は1,054万5,254円で、支出合計3,122万5,254円を計上する。 Ⅲ.議案第3号(役員の新選任について) 卸勤務薬剤師会役員人事について、副会長の加藤健二氏の ご退任により、石関理人氏の副会長への新就任、常任理事 では眞鍋晃彦氏から師尾仁氏へ、木内喜代吉氏から柴宮功夫氏 へ、長崎幸一氏から中川正嘉氏の就任が了承された。 以上、理事会の議事は全て議了し、加藤健二副会長の閉会宣言 によって理事会を終了した。 |
5・20 | 平成22年度表彰式 |
日本医薬品卸勤務薬剤師会第34回(平成23年度)理事会 終了後に大手町サンケイプラザにて平成22年度表彰式が挙行 され、本部を含め全国の各ブロックから推薦された11名及び 顕彰者2名が表彰され、木俣会長から表彰状及び記念品が 授与された。また、表彰者を代表して近畿ブロック推薦の 神谷氏から謝辞が述べられた。 |
5・20 | 研修会 |
平成23年5月20日(金)13:00~16:00大手町サンケイプラザ ①クレコンリサーチ&コンサルティング㈱ 木村仁副社長 「MSの教育の重要性と卸勤務薬剤師の関わり」 ②大阪大学大学院 薬学研究科 薬剤学分野 中川晋作教授 「DDS技術に基づく貼るワクチンの開発」の講演にて研修会を 実施し、152名が参集した。 |
5・20 | 第1回 実務委員会 |
平成23年度 理事会・研修会終了後実務委員会を開催する。 議題1:教育研修管理者研修について 今年度の実務委員会の作業として、勤薬の事業計画に 基づき、教育研修管理者用・研修の手引き(仮)及び教育 研修管理者ガイドラインの作成を実施することとした。 ・作成の主旨 従来実施していた教育研修管理者の「導入教育終了認定」、 「経歴認定」、「試験認定」に対する「修了認定証」の制度と認定 証の発行を勤薬本部として、当面終了することとしたが、管理者 研修は重要である。 現在では多くの企業が体系立った教育を独自に行っているもの の、業界組織内での薬剤師としての共通知識と、研修担当者の 一定ラインをキープするための最低レベルの研修内容の確保と、 外部に向けて医薬品卸売業の研修実態(他業種との差異化)を 示す必要がある。 したがって、卸企業入社後、社内のMS等の従業員に対する 教育研修を一部担う新任薬剤師(主に管理薬剤師=教育研修 管理者)を対象とした、卸共有の導入研修資料を作成することと した。 ・具体的内容 前回の委員会にて、薬学生の研修受入の為に作成した 「卸見学研修用参考資料」を活用し新任薬剤師研修を実施 しているが、これが良く出来ていて使いやすいとの意見により、 この資料を基に、各企業の実態調査を取り入れることとした。 また、「卸見学研修用参考資料」作成時、実務委員会にて パワーポイントを同時に作成しており、これに手を加え新資料 「研修の手引き(教育研修管理者用)仮」を今後作成していく こととした。また、上記新資料作成後、ガイドラインの作成も 併せて実施することとした。 ・作業日程 平成23年12月までに作成完了予定。 今後の作成作業のための実務委員会開催日 平成23年6月16日(木)連合会会議室 平成23年6月17日(金)連合会会議室 平成23年7月14日(木)連合会会議室 その後状況を見て日程調整 |
6・16 6・17 |
第2回実務委員会 第3回実務委員会 |
会議内容 1.連絡事項 ・事務局より平成23年度研修会の講演DVDの発送について 報告する。 次回の研修会会場は今年度と同様に大手町サンケイプラザ での開催とした。 平成23年度フォーラムも同会場で開催することとした。 ・研修会・フォーラムへの支部別・企業別出席状況の報告 ・7月月刊卸薬業勤薬のページへの掲載記事について、平成22 年度の継続研修集計を掲載することを報告する。 2.検討事項 ・今年度欠載見込み月の月刊卸薬業勤薬のページへの掲載 記事について検討を実施した。 ・平成23年度フォーラムのテーマ及び演者について検討を実施。 テーマとして震災関係、災害対策マニュアル、麻薬、臨床 心理士、栄養士の講演、DNAとゲノム、厚労省からの薬事法 一部改正における販売先変更に関するテーマ等があがったが、 次回の実務委員会及び正副会長会議で煮詰めることとした。 ・薬学生卸実習受入報告については、各支部より問題点の指摘 があったが、委員会においても同様に問題点の指摘があった。 改めて、正副会長会議にて「支部長を通さず事務局への直接 提出」等の再検討依頼があった。 ・教育研修管理者用・研修手引き(仮)及び教育研修管理者 ガイドラインへの意見交換及び作成作業を実施した。 |
7・8 | 第2回正副会長・委員長 会議 |
会議内容 「連絡事項」 1.平成23年5月25日の第34回 連合会通常総会報告 2.平成23年7月1日の薬制委員会報告 東日本大震災関係特例通知「麻薬の県境移動」、卸売販売業 の販売先、指定薬表示の麻薬の今後の取り扱い、中抜け商品 返品、回収件数調査、向精神薬等乱用防止のための自主管理 マニュアル、PIC/S、一般知識と倫理、安全管理業務手順書の 改訂作業、卸勤務薬剤師会との連携、医療用医薬品の流通 改善に関する懇談会など薬制委員会での課題と検討内容を 報告 3.平成23年6月16日・17日の卸勤務薬剤師会 実務委員会に 於ける検討内容を報告 4.平成23年度研修会の講演DVDを事務局よりブロック・支部 へ発送を実施した旨と最近の研修会・フォーラムへの支部別・ 企業別出席状況を報告 5.平成23年度 研修会収支報告 6.実務委員会における教育研修管理者用・研修の手引き(仮) 作成作業報告 「検討事項」 1.今年度欠載見込み月の月刊卸薬業勤薬のページへの掲載 記事について (7月)平成22年度の継続研修集計を掲載。 (9月・10月)実務委員会にて掲載記事を検討することとした。 尚、来年度より欠載月は無くし、定期的掲載要望のあるブロック 以外のブロックより順次ブロック活動報告等を掲載してはどうか との意見があった。 2.平成23年度フォーラムについて 震災関係等の演題が候補テーマとして挙がったが、今後、実務 委員会と協議し平成23年度も特別講演を2題として、講師選定を 進めていく。また、さらなるフォーラムの内容充実も課題となった。 3.薬学生卸実習受入報告について 薬学生卸実習受入報告については、一部支部及び実務委員会 から問題点の指摘があり改善策を検討、通知文と報告書の一部 改定を実施した。 4.薬制委員会との連携と課題及び今年度の進め方 薬制委員会との連携強化については、今年度の勤務薬剤師会 の事業計画の一つであり、今後薬制委員会への具体的な対策 を展開していくこととした。 5.第2回常任理事会の課題 常任理事会は、事業計画の中間報告とその問題点等の討議を 中心に実施することとした。次回、正副会長会議にて更に煮詰 めることとした。 |
7・14 | 第4回実務委員会 |
会議内容 1.正副会長会議報告 2.検討事項 ・平成23年度フォーラムについて 正副会長会議にて候補テーマとなった①震災関係、②放射性 医薬品は、開催日2月時点では、両テーマに関する関心が薄ま っている可能性があり、再検討の結果、震災関係においては 震災体験後、新たに作成予定の危機管理マニュアル等の対策 を付加した講演としてはとの意見が出た。また、もう一演題は、 聴講者が引き付けられる講師の選定と明るい話題で興味ある テーマにしてはとの意見が出て、委員長と副会長と相談し講師 選定を進めることとした。 また、正副会長会議で課題とした、更なるフォーラムの会員発表 の内容充実に関しても討議を実施。参加者全員より各種意見が 出たが、最終的には、今年度すでに各ブロックへ発表の依頼を していることから、現在既に発表テーマが決まっていれば そのままとするが、決まっていなければ、2ブロック(北海道、 中国)へは最近のブロック活動に関する発表を、他2ブロック (関東、甲信越)には管理薬剤師業務で為になるテーマを会員 の中より選定して発表してもらう。 また、今年度は研修の手引きが完成するので、その作成目的、 活用方法、内容の概略等を発表してはとのこととなった。 ・実務実習の新お願い状及び改訂報告書の確認 正副会長会議での検討結果に多少の訂正を加え、新規依頼 文書と報告書で今後も推進していくことを確認した。 3.研修の手引きの作成作業 手引きについては、ほぼ修正作業を終了した。最終原稿を8月 末までに事務局で整理し実務委員全員に配信、2週間各実務 委員で検閲、事務局へ返信し最終版を完成することとした。 また、ガイドラインは委員長と副委員長で現在の案を再検討し 事務局と併せ最終案を上記手引きと同様のスケジュールにて 完成させ、両資料を10月5日の正副会長・委員長会議にて報告 することとした。 |
9・14 | 第3回 正副会長・委員長 会議 |
会議内容 1.報告事項 「実務委員会活動」 ・第4回実務委員会の内容 ・新任勤務薬剤師教育研修管理者用「研修の手引き」の資料 作成状況 ・月刊卸薬業9月号・勤薬のページ掲載記事 卸勤務薬剤師の目線からみた東日本大震災時の医薬品卸の 活動と課題に関する記事を勤薬のページに掲載した ・薬制委員会・安全確保小委員会における下記事項の報告 向精神薬の医薬品卸自主卸管理マニュアルの改訂、中抜け 返品実態調査、卸勤務薬剤師会との連携、卸連モデル安全 確保業務手順書の見直し、PIC/S関係の厚労省と製薬協との 意見交換、JGSPの見直し等 ・日薬卸部会にて検討又は展開中の主事項の報告 将来ビジョンの完成は、矢野研究所による各職種領域アン ケートを実施後に取り纏めることとなり、年度末にずれこむ 今年度の卸部会研修会は12月9日(金)13:30~16:30長井 記念館にて、震災関係をテーマに日薬・厚労省の関係者を 講師として開催する 2.検討事項 ・平成23年度フォーラムのテーマ・講師選定 演題候補として震災関連、興味を引くテーマ等数題候補が 挙がったが最終的には次回の正副会長・委員長会議にて 決めることとした。 ・薬制委員会との連携と課題及び今年度の進め方 年度内に薬制委員会と勤薬の正副会長・委員長との意見 交換の場を設け情報交換をする。その際のテーマは次回の 会議で煮詰めることとした。 ・第2回常任理事会における討議テーマの検討 平成23年度の事業計画の中間報告と各ブロックからの 今年度の活動報告及びフォーラムの今後のやり方等を 討議することとした。 ・平成23年度の薬学生卸実習受入状況について 諸事情にて報告が難しい支部・企業があり、報告のあった 支部のみの集計となるが、5月~7月(実務実習1期該当)の 集計結果は、報告支部数34支部で合計1,969名の受入報告で あった。 受入人数の急増や受入に際しての問題点も記載されており 卸見学実習全体(実務実習のみでなく)に関して何らかの ルール作りが必要であるとの意見があった。 |
10・5 | 第4回 正副会長・委員長 会議 第5回実務委員会 |
1.報告事項 ・第4回連合会常任理事会報告(季節性インフルエンザの供給遅延、薬制委員会報告、業務システム委員会報告、災害対策マニ ュアル作成ガイドライン検討会報告、卸勤務薬剤師会報告、地区会議の開催等) ・日本薬剤師会関係(震災シンポジウム報告、薬剤師の将来ビジョン遅延報告、卸部会研修会案内等) 2.検討事項 ・平成23年度フォーラムのテーマ・講師選定について 平成23年度も東京・大阪の2会場にてフォーラムを実施。 会員発表4題、特別講演2題を検討。 ・薬学生卸見学実習について 各種問題点も出てきており、実務実習に限らず、卸見学受入全般について、お得意先への何らかのルール又は、卸からのお願 い事項の提示が必要との意見が正副会長委員長会議及び実務委員会で挙がり検討を進めていくこととした。 ・常任理事会の打ち合わせと議題の内容及び役割確認を行った。 ・実務委員の交代があり、新任委員として、谷塚真弓氏が就任した。 ・実務委員会では、研修の手引きの作成作業を継続実施した。 |
10・14 | 第5回 正副会長会議 第2回 常任理事会 |
常任理事会の事前打ち合わせを実施。 常任理事の交代があり、新常任理事に師尾仁氏・柴宮功夫氏・中川正嘉氏が新たに就任され、木俣会長の開会のご挨拶の後、新常任理事の自己紹介があり、その後、平成23年度卸勤務薬剤師会事業計画の中間報告及び検証と討議を実施した。 (1)平成23年度事業計画の中間報告及び検証・・「報告」 安藤副会長 1.卸勤務薬剤師会の運営 ・研修の手引きの作成等で実務委員会の開催回数を増やしたが、他予定通り進行。 2.都道府県薬剤師会と各エリアでの関係強化対策 ・討議の時間で各ブロックより状況報告をいただく。 3.薬学生卸見学実習等の依頼について ・平成23年度、第Ⅰ期Ⅱ期実務実習該当期間の卸受入状況の実態及び意見交換を実施。地域により状況が多少異なるものの、各種問題点解決のため、卸見学受入全般について、お得意先への何らかのルール又は、卸からのお願い事項の提示等の検討を進めていくこととした。 ・第Ⅱ期・Ⅲ期期間についても協力依頼を実施。 4.支部における継続研修の充実 ・平成23年度の現時点の継続研修テーマの報告支部の選定状況。推奨テーマ提示は役に立つとのことにて今後も継続することとした。 ・販売先変更に関する研修会実施状況では、実施先においては地域行政との認識共有や確認に役立ったとの意見があった。 5.卸勤務薬剤師会主催の研修会やフォーラムの運営 (1)研修会 ・平成24年5月18日(金)13:00~16:00 大手町サンケイプラザにて実施予定 テーマは今後正副会長・実務委員会にて検討予定。 (2)フォーラム ・平成23年度も東京・大阪の2会場にてフォーラムを実施。 東京会場 平成24年2月23日(木)大手町サンケイプラザ 大阪会場 平成24年2月24日(金)薬業年金会館 *23年度フォーラム案提示 6.日本薬剤師会卸部会研修会・薬剤師の将来ビジョン作成等への協力 (1)日薬卸薬剤師部会研修会 ・今年度は東京のみの会場にて震災関係をテーマに実施。 (2)薬剤師の将来ビジョン ・当初、平成23年度、秋頃までに完成を目指すこととなっていたが、矢野研究所による関係者へのアンケートを実施後に取りまとめることとなり今年度末又はその先に完成延期となる見込み。 (3)日本薬剤師会への協力 ・今年度の日薬学術大会の代わりに震災シンポジウムへの協力御礼。 7.教育研修管理者制度の見直し ・今年度は優先事項として研修資材の見直しとして、勤務薬剤師教育研修管理者用の「研修の手引き」を作成した。常任理事会にて修正箇所の指摘及び活用方法等での意見を頂き、修正完了後ホームページへの掲載の承認を得た。 8.DI関係 ・今年度卸DI実例集・第13集を出版。また、これまでの卸DI実例集の販売部数の報告。DI実例の収集に関しては、今後も継続事項として事業計画に取り入れていくことを確認した。 9.日本医薬品卸業連合会(特に薬制委員会)との連携強化 ・年度内に薬制委員会と勤薬の正副会長・実務委員長との意見交換を実施予定。 10.予算について ・当初の予定通り進行中で、中間報告実施。 (2)「討議」・・・進行 木俣会長 1.各ブロック活動の報告発表 ・開催の回数、開催のテーマ、各種職種団体との連携状況、今回の震災後の変化等の報告及び問題点等の討議を実施した。 ブロック活動活性化のためには、地区卸協会や薬剤師会にも参加協力を得た合同研修会の実施や行政担当者を卸に呼び込み意見交換をすることにより関係強化に結び付く良い結果となったとの意見もあった。 2.フォーラムについて ・最近の研修会・フォーラムへの支部出席状況の報告ののち、今後のフォーラムのやり方で、開催日時・開催内容等での要望や改善点等の討議を実施。 3.卸勤務薬剤師会について ・今年度の勤薬会員数の資料提示後、卸勤務薬剤師会の人材確保についての討議を実施した。 |
12・12 | 第5回 正副会長・委員長 会議 第6回実務委員会 |
1.正副会長委員長会議 報告事項 (1)第6回連合会常任理事会の議事報告 公益法人制度改革への対応、災害対策マニュアル作成ガイドライン(案)等。 (2)薬制委員会との意見交換会 平成24年1月16日(月)に開催予定で内容の打ち合わせを実施。 (3)薬剤師の将来ビジョンの全体の進行状況報告及び卸薬剤師のアンケート収集状況 実務委員の協力を得て、会員609名からアンケートを収集、今後結果を検討する。 (4)日薬卸部会研修会の報告 平成23年12月9日(金)東京・長井記念館にて震災をテーマに「東日本大震災における医薬品の供給~宮城県の初期対応~」NPO法人薬用植物普及協会みやぎ理事・事務局長(元宮城県保健福祉部薬務課長)佐藤好克先生、「災害時に薬剤師ができること」日本薬剤師会理事 永田泰造先生による講演会を実施。当日の参加者は115名にて成功裏に終了したことを報告。 検討事項 (1)平成24年度会議日程の検討 正副会長委員長会議日程調整、平成24年度常任理事会 (4月13日・10月19日) 第34回理事会・研修会(5月18日) 平成24年度フォーラム(2月14日・15日) (2)平成24年度研修会テーマと講師選定 研修会の演題候補、 ①「放射線」②「卸連モデル、改訂安全確保業務手順書」 2.実務委員会 木俣会長より開会のご挨拶の後、正副会長委員長会議の報告を実施し、下記の諸課題の討議を行った。 (1)フォーラム関係 実務委員の役割決定、アンケート用紙の内容検討 (2)薬学生卸見学実習関係 平成23年12月現在で各支部からの受入報告はⅠ期2,091名Ⅱ期887名の状況であり、各種の問題が提起されている。 諸問題の解決は正式に日薬本部からの薬学生の受入依頼がない限り現状においては難しく、薬制委員会との意見交換会にて相談することとした。 (3)継続研修のテーマ選定 平成24年度の継続研修テーマは①細胞再生医療②医療・介護保険制度③認知症④ワクチン⑤最先端医療の5項目とすることとした。 |